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宮沢氷魚が大河初出演!25年「べらぼう」渡辺謙、染谷将太、片岡愛之助ら新キャスト4名発表

宮沢氷魚
宮沢氷魚

 横浜流星が主演を務める2025年大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」の4名の新キャスト発表会見が5日、NHKで行われ、田沼意次を渡辺謙、喜多川歌麿を染谷将太、田沼意知を宮沢氷魚、鱗形屋孫兵衛を片岡愛之助が演じることが明らかになった。宮沢は大河ドラマ初出演となる。

【画像】横浜流星・渡辺謙・染谷将太・宮沢氷魚・片岡愛之助ら会見の様子

 本作は、文化隆盛の江戸時代中期を舞台に、親なし、金なし、画才なし、ないない尽くしの生まれから“江戸のメディア王”として時代の寵児になった蔦屋重三郎(横浜流星)の生涯をたどる物語。脚本を、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、ドラマ「大奥」などの森下佳子が務める。

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 今回発表されたのは、重三郎の人生に大きな影響を与える4人の人物。商業重視の政治となり100万人都市にまで膨れ上がった江戸の政治を牛耳り、足軽身分の出自から大名まで成り上がった“稀代の老中”田沼意次に渡辺謙。意次は、自らの才能と実行力で、足軽出身の出自から遠江相良藩(いまの静岡県牧之原市)の五万七千石の大名に昇りつめた人物。米による幕府の財政運営に限界をおぼえ、金を動かしてこそ“経済がまわる”商業重視の政策に方針を大転換。商人を中心に江戸は好景気に沸く。また印旛沼の干拓、蝦夷地の開発、優秀な人材を幕政に積極的登用し、“新しい日本”を創り始める。渡辺にとって大河への出演は「山河燃ゆ」(1984・楠田武役)、「独眼竜政宗」(1987※伊達政宗役)、「炎立つ」(1993~1994※藤原経清・藤原泰衡役)、「北条時宗」(2001※北条時頼役)、「西郷どん」(2018※島津斉彬役)に続いて6度目。

 意次の嫡男で、「部屋住み」のまま異例の出世を遂げた“才色兼備の後継者”田沼意知に宮沢氷魚。田沼権勢の象徴として、若くして意知は若年寄に昇進、異例の出世をとげる。意次が着々と実行してきた改革を、より推進し、政治的手腕を発揮、蝦夷開発にも積極的に携わっていく。また。江戸の町を度々見聞するなど好奇心旺盛な一面も持つ。父・意次の正統な後継者と思われていた矢先、江戸城内で予期せぬ事件に巻き込まれてしまう。

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 重三郎の本屋業の“師匠”であり“宿命の敵”となるのが、片岡愛之助演じる鱗形屋孫兵衛。大ヒットを生み出した“黄表紙の生みの親”であり、重三郎は孫兵衛から「商い」の手ほどきを受け、自らの才能を開花させていく。孫兵衛は、大人向けの絵本・黄表紙「金々先生栄花夢」で黄表紙のパイオニアとなった江戸を代表する日本橋(いまの中央区)や深川(いまの江東区)の地本問屋の主。蔦重に初めて本格的な本づくりの仕事を任せるなど、商売の基礎を指南する。やがて蔦重が本格的に本屋業に乗り出すと一転、ライバル関係となり、激しい争い繰り広げていく。片岡の大河への出演は「真田丸」(2016※大谷吉継役)、「麒麟がくる」(2020※今川義元役)、「鎌倉殿の13人」(2020※北条宗時役)に続いて4度目。

 そして、重三郎にとって“生涯の友”であり“同志”となるのが、染谷将太演じる喜多川歌麿。のちに女を描けば江戸随一の“天才絵師”としてその名を世界に轟かせる。幼い頃、絵師・鳥山石燕のもとで絵を学び、その後、重三郎と出会う。重三郎が洒落本、黄表紙、狂歌本と次々と新たな出版物を手掛けていく中で、挿絵の仕事などを任され、自らの画力を磨いていく。やがて寛政の改革で時代が変わると、蔦重と浮世絵の美人画を仕掛け、その才能を一気に開花させる。美人画は江戸で大評判となり、人気絵師の地位を確立していく。染谷の大河への出演は「武蔵 MUSASHI」(2003※子供役)、「龍馬伝」(2010※山内豊範役)、「江~姫たちの戦国~」(2011・森坊丸役)、「麒麟がくる」(2020※織田信長役)に続き5度目。(編集部・石井百合子)

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