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玉木宏、実写版『沈黙の艦隊』海江田と深町の“セット格差”にチームワークで対抗

『沈黙の艦隊』潜水艦たつなみチームのチームワークを振り返った玉木宏
『沈黙の艦隊』潜水艦たつなみチームのチームワークを振り返った玉木宏

 俳優の玉木宏が29日、TOHOシネマズ日比谷で行われた映画『沈黙の艦隊』初日舞台あいさつに主演を務めた大沢たかおと共に登壇。大沢演じる海江田四郎が乗り込む潜水艦シーバットと、自身の演じる深町洋が艦長を務める潜水艦たつなみのセットにまつわる裏話が明かされ、苦笑いを浮かべていた。イベントには玉木、大沢のほか上戸彩ユースケ・サンタマリア中村蒼江口洋介吉野耕平監督も参加した。

大沢たかお&玉木宏登壇!『沈黙の艦隊』初日フォトギャラリー

 累計発行部数3,200万部(紙・電子)を突破する、かわぐちかいじの大ヒット漫画を、映画『ハケンアニメ!』などの吉野監督が実写映画化した本作。大沢は日米が極秘開発した日本初の原子力潜水艦シーバットの艦長・海江田を、玉木はシーバットを追うディーゼル潜水艦たつなみの艦長・深町役を務める。

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 大沢は撮影の裏話として、「ほぼ潜水艦での撮影で真っ暗だった」とこぼすと「特に僕にいたっては、1か月半の撮影で7歩ぐらいしか歩いていない。歩こうとすると監督から『動かないでください』と言われて」と苦笑い。

 大沢と同じく、潜水艦内での撮影が多かった玉木も「すごく閉塞感のある場所での撮影だったので、逃げたくなるんです。たつなみより、シーバットの方が広くて開放感があったので、うらやましかった」と本音を漏らす。すると大沢は「実は玉木くんにシーバットを見せない方がいいなと思っていたんです。シーバットは億近い金額をかけて作ったのですが、たつなみは5万円、いや50万円ぐらいだっけ」とジョークを飛ばして笑顔。

 すると玉木は「いやもうちょっと、たつなみも金額はかかっていると思いますよ。100万円以上は」とこちらも冗談まじりに否定。思わぬ形で“セット格差”が露呈してしまったが、大沢は「でもだからこそ、玉木くんは『人間的な熱さで僕らは勝負します』と言っていて、すごく映画にとって良い効果が出た」とたつなみの乗組員たちの熱い思いが映画を大きく飛躍させたという。

 玉木も、一流ソナーマン・南波栄一を演じたユースケらとのチームワークを強調すると「狭い空間でしたが、家族的な雰囲気でシーバットとは違った面が出せたと思います」とシーバット艦内との対比がうまく出せたことに胸を張っていた。(磯部正和)

映画『沈黙の艦隊』は全国公開中

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