ジェイソン・ステイサム主演のサメ映画続編が初登場首位！岸優太主演『Gメン』は2位のスタート
映画週末興行成績
8月25日から27日までの週末映画動員ランキングが興行通信社より発表され、ジェイソン・ステイサム主演のサメ映画の続編『MEG ザ・モンスターズ2』が初日から3日間で観客動員26万8,000人、興行収入4億3,300万円をあげ、初登場首位に輝いた。そのほか新作では岸優太の映画初主演作『Gメン』、BE:FIRSTのライブドキュメンタリー『BE:the ONE』、佐藤浩市と横浜流星がダブル主演を務めた『春に散る』がランクインした。
『MEG ザ・モンスターズ2』は、ステイサム演じる潜水レスキューのプロと、絶滅したはずの巨大ザメ・メガロドン（通称MEG）の死闘を描くパニックアクションの続編。地球で最も深いとされる「マリアナ海溝」へやって来たチームが、MEGの群れのみならず巨大生物に襲われる。
2位に『Gメン』が初登場。3日間で動員14万9,900人、興収2億1,000万円を記録した。「ナンバMG5」シリーズなどで知られる小沢としおの漫画を岸優太主演で実写映画化する青春ストーリーで、問題児ばかりが集う「最底辺」クラスの1年G組にあてがわれた転校生（岸）が恋に友情、ケンカに奔走するさまが描かれる。「おっさんずラブ」シリーズの瑠東東一郎がメガホンをとり、共演に竜星涼、恒松祐里、矢本悠馬、森本慎太郎、りんたろー。、田中圭ら。
3位は、4週連続1位だった『キングダム 運命の炎』。3日間で動員14万8,000人、興収2億1,600万円をあげ、累計成績は動員320万人、興収45億9,500万円を突破。4位に、公開7週目を迎えた『君たちはどう生きるか』が続き、3日間の成績は動員14万3,800人、興収2億1,700万円、累計成績は動員494万6,000人、興収74億1,400万円となった。
8位に、8月31日に終映を迎える『THE FIRST SLAM DUNK』が再登場。8月25日から7日間限定でさまざまな上映企画を実施し、累計成績は1074万9,900人、興収155億2,600万円となり、歴代ランキングでは13位まで上り詰めている。
9位にランクインした『BE:the ONE』は、2021年にオーディション番組「THE FIRST」で誕生した7人組ダンス＆ボーカルグループ、BE:FIRSTの初のライブドキュメンタリー。初の全国ツアー「BE:FIRST 1st One Man Tour “BE:1” 2022-2023」のライブパフォーマンスや、彼らの原点である「THE FIRST」、メンバーのインタビュー、韓国で撮影した「Message -Acoustic Ver.-」などで構成。
10位の『春に散る』は、沢木耕太郎の小説を、『糸』『ラーゲリより愛を込めて』などの瀬々敬久監督が映画化。理不尽な判定で敗北し夢を見失った若きボクサー・黒木翔吾（横浜流星）が、かつて世界の頂点を目指しながらも挫折した元ボクサー・広岡仁一（佐藤浩市）と出会い、彼の助けを得て世界チャンピオンを目指す。横浜が肉体改造、ハードなトレーニングを経てボクサーを熱演。宣伝活動が本格始動する段階でプロテストを受験し、C級ライセンスに合格した。
今週は、ディズニーランドの人気アトラクションを実写映画化する『ホーンテッドマンション』、山田洋次監督が永井愛の戯曲を吉永小百合、大泉洋の共演により映画化した『こんにちは、母さん』、汐見夏衛の小説をグローバルボーイズグループ・JO1の白岩瑠姫と久間田琳加のダブル主演で映画化する『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』、齊藤工監督・窪田正孝主演のホラー・サスペンス『スイート・マイホーム』、関東大震災直後に千葉県福田村で起きた実際の虐殺事件を『A』『FAKE』などの森達也監督が映画化する『福田村事件』、『グランド・ブダペスト・ホテル』などのウェス・アンダーソン監督がスカーレット・ヨハンソン、トム・ハンクスら豪華キャストを迎えた『アステロイド・シティ』などが公開される。（編集部・石井百合子）
【2023年8月25日～8月27日の全国映画動員ランキングトップ10（興行通信社調べ）】※（）内は先週の順位
1（初）『MEG ザ・モンスターズ2』：1週目
2（初）『Gメン』：1週目
3（1）『キングダム 運命の炎』：5週目
4（2）『君たちはどう生きるか』：7週目
5（3）『マイ・エレメント』：4週目
6（5）『しん次元！クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ～とべとべ手巻き寿司～』：4週目
7（4）『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONE』：6週目
8（圏外）『THE FIRST SLAM DUNK』：39週目
9（初）『BE:the ONE』：1週目
10（初）『春に散る』：1週目
