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鈴木亮平、2年ぶり2度目の日曜劇場主演 10月期「下剋上球児」で凱旋

普通の社会科教師が高校野球で下剋上! 「下剋上球児」の鈴木亮平
普通の社会科教師が高校野球で下剋上! 「下剋上球児」の鈴木亮平

 俳優の鈴木亮平が、10月期のTBS日曜劇場「下剋上球児」(毎週日曜よる9:00~9:54)で主演を務めることが明らかになった。「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021)以来、約2年ぶりに日曜劇場凱旋を果たす。

すごいギャップ!『孤狼の血』で恐ろしすぎる組長を演じた鈴木亮平

 本作は、高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描くドリームヒューマンエンターテインメント。ケガを機に引退した元高校球児の教師が、弱小高校野球部で下剋上に挑む。2018年に話題となった、三重県の公立高校・白山高校が甲子園に初出場するまでの軌跡を描く「下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル」(カンゼン/菊地高弘著)にインスピレーションを受けて企画され、登場人物やストーリーをオリジナルで作り上げた。

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 鈴木が演じる主人公・南雲脩司(なぐもしゅうじ)は、三重県立越山(えつざん)高校に赴任して3年目の社会科教員。怪我で野球一筋の人生を諦め、一度はスポーツトレーナーとして働くも、教師になる夢を捨てきれず、32歳で大学へ再入学し教師になった。プライベートでは2児の父、妻とは共働きで義父と同居しており、家庭のことも積極的にこなす。そんなごく普通の脩司の人生が、地元の大地主の孫が越山に入学したことをきっかけに、弱小野球部の顧問を任されたことで一変する。

 鈴木は野球未経験で、現在は目下練習中。ただ、甲子園球場で2年間ビール売りをしていた経験があり、「夏の甲子園になると毎試合、負けてしまうチームがあって、そこで彼らの夏が終わってしまうという姿を見てきました。今回そんな彼らのように甲子園を目指す球児たちの裏にある想いを先生として一緒に体験していく、そしてそんな彼らと甲子園に出られたとしたら、何を思うのだろうと今から楽しみです」と意気込みを語っている。

 スタッフ陣は、「最愛」「MIU404」「アンナチュラル」など、多くの人気ドラマを手掛けてきた新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督のタッグ。2人にとって、本作は初の日曜劇場枠となる。さらに脚本は、「最愛」を筆頭に2人の作品を手掛けてきた奥寺佐渡子が担当する。

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 鈴木亮平、新井順子プロデューサー、塚原あゆ子監督のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

鈴木亮平

2年ぶりの日曜劇場ですが、毎回出演するときはいつも以上に皆様に作品を届けられるよう、自分のできる限りの力を尽くしてやると決めています。
今回演じるのは元高校球児で、大学で色々なことがあり野球は辞めてしまったのですが、先生になるという夢を諦められず36歳にして先生になった、まだまだ新米な3年目の先生です。役作りにあたって、僕自身、野球は未経験なので目下練習中です! あとは、大谷翔平選手の試合を観に行って、ホームランを見てきました! これはちょっと誇れます(笑)。
今回の大きな見どころの1つとして、球児たちの成長があります。共演する球児役の子たちが本当にキラキラしていて、野球が好きな子たちで、俳優としても、球児としても一生懸命好きなものに向き合っている姿を皆様に見ていただければ、彼ら一人一人のことを応援したくなると思います。
実は甲子園球場で2年間ビール売りのアルバイトをしていたのですが、夏の甲子園になると毎試合、負けてしまうチームがあって、そこで彼らの夏が終わってしまうという姿を見てきました。今回そんな彼らのように甲子園を目指す球児たちの裏にある想いを先生として一緒に体験していく、そしてそんな彼らと甲子園に出られたとしたら、何を思うのだろうと今から楽しみです。
毎週見てくださる皆様に感動をお届けできるように、そして球児役の子たちのキラキラした姿、頑張るっていいな、好きなことに一生懸命になるってこんなにかっこいいんだという姿をお届けできればと思います。ぜひご覧ください。

プロデュース・新井順子

2018年に三重県の公立高校・白山高校が甲子園に初出場するまでの軌跡を描いた「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘 著)を読み、当時のことを思い出し胸が熱くなりました。この軌跡にインスピレーションを受け、高校野球を通して教育や地域問題、教師や生徒の問題、そして様々な愛を描いた人間ドラマを作りたいと、絶大な信頼を置く脚本家の奥寺さんとともに各登場人物やストーリーをオリジナルで作り上げています。
主人公の南雲先生は “こんな先生が居たらいいな”というキャラクターにしようと考えていて、鈴木亮平さんはまさにイメージ通り! 野球練習も全力で取り組んでくださり、驚くべき身体能力でめきめきと上達されて、改めて南雲先生にぴったりだなと思っています。生徒役キャストへの愛情も深く、彼らのことを話す鈴木亮平さんの様子は南雲先生そのもの。これから生徒たちとどうセッションしていくのか楽しみです。また南雲に立ちはだかる壁をどう乗りこえていくのかも見どころになります。
今回塚原監督も”野球ドラマ”としても一線を画した作品にできるよう、チャレンジングな演出に取り組んでいます。炎天下の中、「熱中症に注意だよ!」と全員で声を掛け合い、球場で砂にまみれながらキャスト・スタッフ一同が撮影に奮闘する姿はまるで“野球部”のようです。気迫の映像をご期待いただきたいです。
そしてまだ言えませんが、「そんな展開あり!!?」と色々な問題が巻き起こります…! ハラハラドキドキ、手に汗握る、胸も目頭も熱くなる、老若男女問わず楽しんでいただける作品になっております。
この熱気が視聴者の皆様に伝わりますよう願っております。

演出・塚原あゆ子

高校野球に限らず、部活をやってきた全ての人が熱くなれる物語です。
また、部活ではなくても良い。アニメでもアイドルでもアーティストでも。何かに夢中になることは、かけがえのないことなんだと確信させる作品です。登場する球児たちは、青春を全部かけて夏に挑んで、それで将来にプロになるわけでもありません。鈴木亮平さん演じる、南雲先生がそんな彼らをどう導き、又、何を学ぶのか。是非、一緒に体験してください!

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