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JO1・川西拓実、映画初主演!桜田ひよりとW主演で青春漫画『バジーノイズ』実写化

川西拓実(JO1)&桜田ひより
川西拓実(JO1)&桜田ひより - (C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会

 グローバルボーイズグループ・JO1川西拓実が、むつき潤の同名漫画を実写映画化する『バジーノイズ』で初の映画主演を務めることが明らかになった。桜田ひよりとのダブル主演となる。川西演じる「音楽を奏でること」だけを生きがいにしているマンションの管理人の人生が、桜田演じる上の部屋に住む女性との出会いによって大きく変わっていく音楽青春ストーリーで、ドラマ「silent」が社会現象を巻き起こした風間太樹監督がメガホンをとる。今夏、約1か月をかけ撮影を実施し、2024年初夏公開予定。

【画像】川西拓実、ドラマ出演も話題に!

 原作は、週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館刊)で2020年まで連載されていた同名コミック(全5巻)。連載開始直後から登場人物たちの心理描写のリアルさ、DTM(デスクトップミュージック)を題材にした独特な音楽表現やタイムリーなテーマでSNSを中心に支持された。

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 昨年末に「第73回NHK紅白歌合戦」に初出場し、アジア最大級音楽授賞式「2022 MAMA AWARDS」で受賞するなど国内外で人気のJO1として活躍する川西。グループ活動に加え、今年は単独で出演したテレビドラマ「クールドジ男子」も話題を呼んだ。映画初主演となる本作で演じるのは、住み込みでマンションの管理人をしている清澄(きよすみ)。人とかかわる事を必要とせず、たったひとつの“すきなもの”である音楽をPCで作り、ひとり奏でるだけのシンプルな生活を送るなか、ある女性と出会ったことによって、変化が訪れる……という役どころ。

 一方、風間監督と「silent」に続き2度目となる桜田。今年は主演ドラマ「沼る。港区女子高生」や、「すきすきワンワン!」「ギバーテイカー」などドラマ出演が続き、ヒロインを演じる映画『交換ウソ日記』が間もなく公開される。演じるのは、清澄の自宅マンションの上の階に住む潮(うしお)。毎日漏れ聴こえてきた清澄の音楽を秘かに楽しみにしていた彼女は、失恋によって清澄と出会い、やがて「清澄の音楽を広める」と宣言し、SNS に清澄の動画を発信していく。

 川西は「原作を読んだ時から清澄に自分に似ている部分があるなと感じていて、自分が出来るならやってみたいという想いがあったので、この作品に参加できることがとても光栄です。誰しもが、生きてく上で恋愛と音楽には必ず触れるものだと思っているので、観てくださる方に少しでも良い影響を与えられるように全力で頑張ります。絶賛稽古中です」、桜田は「今回お話をいただいて原作を読んだ時、破天荒で周りを巻き込む自由な性格で、目が離せなくなるような潮に自然と惹かれていく自分がいました。風間監督が作り出す空気感が私自身とても居心地が良く、全力で役と向き合いながら演技ができるので、撮影がとても楽しみです」とコメントを寄せている。

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 監督の風間は、ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(2020)が映画化される反響を呼び、昨年末放送のドラマ「silent」がSNSや口コミで話題となり、全話の見逃し配信再生数が6,191万再生を記録。ギャラクシー賞やエランドール賞など数々の賞に輝いた。

 川西、桜田、風間監督、原作者・むつき潤のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)

風間太樹監督

 むつき潤さんが描く「音」の表現に魅了され、4年前「バジーノイズ」を手に取りました。シンプルな線で可視化された音楽が心地よく、ふわふわ漂って、確かに耳に届いたのです。主人公・清澄が作る音楽には、暮らしの原風景や日々の願いのようなものが込められています。誰かに届けるのではなく、あくまで自分のためのチルい音楽。その音楽が、知らず知らず、誰かの心の助けになっていて-その“誰か”である潮との出会いによって、清澄の他者との向き合いの物語がはじまっていきます。清澄を演じる川西拓実君とは初めてご一緒します。ひとり、音楽作りに目を輝かせる彼は、きっと清澄の心の良き理解者になれるはず。潮を演じる桜田ひよりさんとは僕が懇願した再会です。破天荒な役どころを愛おしく演じてくれると思っています。楽しみにお待ち頂けたら幸いです

川西拓実(JO1)

 初めまして。清澄役を演じさせていただきます、川西拓実です。原作を読んだ時から清澄に自分に似ている部分があるなと感じていて、自分が出来るならやってみたいという想いがあったので、この作品に参加できることがとても光栄です。誰しもが、生きてく上で恋愛と音楽には必ず触れるものだと思っているので、観てくださる方に少しでも良い影響を与えられるように全力で頑張ります。絶賛稽古中です。

桜田ひより

 潮を演じます、桜田ひよりです。今回お話をいただいて原作を読んだ時、破天荒で周りを巻き込む自由な性格で、目が離せなくなるような潮に自然と惹かれていく自分がいました。風間監督が作り出す空気感が私自身とても居心地が良く、全力で役と向き合いながら演技ができるので、撮影がとても楽しみです。方言での演技は少し不安もありますが、川西さんや風間監督、スタッフの方々とこのバジーノイズという作品を1から作り上げていきたいと思っています。

原作者・むつき潤

 絵で音を描いてみたら、本当に音が鳴ることになりました。ひとえに読者のみなさまのおかげです。原作をご存じの方も、映画がお好きな方も、音楽を愛する方も、完成を楽しみにしていただけると幸いです。僕もみなさんと同じように、風間太樹監督ならではの『バジーノイズ』を楽しみにしています。

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