大塚明夫、杉田智和ら『SAND LAND』第二弾声優が発表！
漫画家・鳥山明による同名漫画をアニメーション映画化した『SAND LAND』（8月18日公開）で、大塚明夫、杉田智和らが声優キャストを務めることが発表された。あわせて、キャラ勢ぞろいの本ポスタービジュアルが公開された。
本作は、魔物と人間が共存する、水を失った摩訶不思議な砂漠の世界を舞台に、悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオと奇妙なトリオを組んで砂漠のどこかにある“幻の泉”を探す危険な旅に出る物語。田村睦心がベルゼブブ役、山路和弘がラオ役、チョーがシーフ役、鶴岡聡がアレ将軍役、飛田展男がゼウ大将軍役を務める。
主人公・ベルゼブブの父であり、魔物を束ねる大魔王・サタンを大塚、海パンに水泳用ゴーグルという出で立ちで、ベルゼブブたちに懸けられた懸賞金を狙う悪党一家・スイマーズのパパを杉田が演じる。
また、スイマーズパパの3人の息子、パイク・シャーク・グッピー役を遊佐浩二、吉野裕行、こばたけまさふみが担当し、サンドランドを治める王でありながら、砂漠に存在する水源を独占するなど暴利をむさぼり、ゼウ大将軍の言いなりになっている最低最悪な国王役を茶風林が担う。（編集部・梅山富美子）
大塚明夫（サタン役）
まず素晴らしい作品に携われて幸せに思います。なんとサタンですぞサタン！ これほどの格式を持つ役は滅多にやれません。主人公は息子であるベルゼブブ。そして、ベルゼブブの目には……サタンはどのように映っているのでしょうか。彼が想像もできないほどの古より数多の経験を積み、そして今なお眼前に君臨する悪魔の王。声優として私の仕事は、凄むことでも脅すことでもありません。この、シナリオに無いサタンの凄み、をオーディエンスになんとなく、理由もなく感じていただくこと。それが上手くいけばまず任務は果たせるかと思います。ところがコレがなかなかむつかしい。立派な声を出してればいいと思う方も多いでしょうが、それで済むならプロの声優は要りません。今回は腕っこきの職人揃い、どんな冒険絵巻が繰り広げられるのか。仕上げをとくと、ご覧じろ！
杉田智和（スイマーズパパ役）
鳥山先生の作品で幼少期から育った身としては、今回の『SAND LAND』への出演はとても嬉しかったです。パパと呼ばれてはいますが、父親ではなく親分寄りの存在だとは思います。しかし、部下という名の息子たちを本当の家族のように大切に想いながら演じています。よろしくお願いします。
