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『ワイルド・スピード』最終章は三部作に拡大へ!ヴィン・ディーゼル、第12弾の製作を予告

完結作は第12弾に!? - 画像は『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』より
完結作は第12弾に!? - 画像は『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』より - (C) Universal Studios. All Rights Reserved.

 映画『ワイルド・スピード』シリーズの主演・プロデューサーを務めるヴィン・ディーゼルが、最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(5月19日全国公開)の舞台であるイタリア・ローマで単独インタビューに応じ、二部作を予定している最終章が、第12弾を製作して三部作へ拡大する可能性があると告白した。

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 最終章に突入した『ワイルド・スピード』は、シリーズ通算10作目となる『ファイヤーブースト』と、第11弾『ファストX パート2(原題) / Fast X Part 2』(2025年全米公開)の二部作構成で完結すると言われていた。ヴィンは、最終章の構成について「フィナーレに向けて、多くのことをまとめなければならない。多くの素晴らしい物語を完結させる必要がある。それは、必ずしも単体である必要はないんだ。全てのキャラクター、サブプロットに注目した時、スタジオ(ユニバーサル)は2時間以上必要だと感じた。フィナーレには4時間尺の価値があるんだ」と語る。

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 しかし、ユニバーサル側の考えが変わってきたといい「現在は『三部作にするべき』と言っている。このフランチャイズには、素晴らしいキャラクターがたくさん存在するからだ」と告白。「ユニバーサルが『ファイヤーブースト』を観た時、最初に俺に伝えた言葉が『二部作を三部作へ伸ばすことは可能か?』だったよ」とスタジオが最新作を高く評価していることがうかがえる。

 ヴィンはシネマトゥデイとの取材後、現地時間12日にローマで行われた本作のレッドカーペットイベントに出席。そこでも「映画を観たスタジオ側から、『Fast X』を三部作として製作できないか? と言われた」と発言しており、同席していたミシェル・ロドリゲス(レティ役)も「どの物語にも“Xが3つ”(=三部作)必要でしょ?」と第12弾の製作をほのめかしている。

 『ファイヤーブースト』では、ドミニク(ヴィン)たちの前に、かつてブラジルで倒した麻薬王レイエスの息子ダンテ(ジェイソン・モモア)が出現。父親を殺されたダンテは、12年もの歳月をかけて練ったファミリーへの復讐計画を実行する。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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