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漫画家・松本零士さん、85歳で死去 「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」など

愛猫の四代目ミーくんと一緒に写る松本零士さん(2020年撮影)
愛猫の四代目ミーくんと一緒に写る松本零士さん(2020年撮影)

 「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」などで知られる人気漫画家・松本零士さんが13日、急性心不全のため亡くなった。85歳だった。20日、東映が発表した。

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 発表によると、松本さんは13日午前11時、都内の病院で息を引き取ったとのこと。告別式はすでに近親者のみで執り行われ、後日お別れの会が予定されている(詳細未定)。

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 松本さんは1938年1月25日、福岡県久留米市生まれ。手塚治虫の「新寶島」「月世界紳士」との出会いをきっかけに、9歳で漫画を描き始め、 1957年「少女」掲載の「黒い花びら」で実質的な漫画家デビューを果たす。その後は、少年・青年漫画のジャンルで活躍するようになり、「男おいどん」「ガンフロンティア」「宇宙戦艦ヤマト」「クイーン・エメラルダス」「ザ・コックピット」「宇宙海賊キャプテンハーロック」「銀河鉄道999」「新竹取物語1000年女王」などの人気作を次々と生み出した。

 松本さんの訃報を受け、所属する零時社の松本摩紀子代表取締役がコメントを発表。「漫画家として物語を描き続けることに思いを馳せ駆け抜けた、幸せな人生だったと思います。『遠く時の輪の接する処で、また巡り会える』と松本は常々申しておりました。私たちもその言葉を信じ、その日を楽しみにしています。これまで応援くださいましたファンの皆様、作品を世に送り出してくださいました関係各社の皆様、お世話になりました各自治体ならび に各団体の皆様、 若かりし頃から共に切磋琢磨してくださった漫画家の先生方、そして旅立ちにあたりサポートしてくださいました病院の皆様、心より深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました」と追悼している。(編集部・倉本拓弥)

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