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鎌倉殿の13人組が登場!「舞妓さんちのまかないさん」でクスリとさせる会話

「舞妓さんちのまかないさん」より坂東彌十郎と三谷幸喜
「舞妓さんちのまかないさん」より坂東彌十郎と三谷幸喜 - (C)小山愛子・小学館/ STORY inc.

 是枝裕和が総合演出、森七菜出口夏希がダブル主演を務めるNetflixドラマ「舞妓さんちのまかないさん」(配信中)のエピソード6「片想い」では、歌舞伎俳優の坂東彌十郎と脚本家の三谷幸喜が本人役で登場。とりわけ大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のファンにはたまらない場面が見られる(※一部ネタバレあり)。

【画像】「鎌倉殿の13人」で大人気の北条パパ

 テレビアニメ化もされた小山愛子の漫画を全9話の構成で連続ドラマ化する本作。京都の花街を舞台に、舞妓さん達が共同生活を営む屋形(やかた)の「まかないさん(ごはんを作る仕事)」となった主人公キヨ(森七菜)と、青森から一緒にやってきた親友であり舞妓すみれ(出口夏希)を軸にした物語が展開する。

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 エピソード6「片想い」では、屋形の先代の女将さん・千代(松坂慶子)の「最初の推しメン」にまつわる思い出が明かされる(現在の推しメンはヒョンビン)。ここでキーアイテムとなるのが「まねき」。月ごとに変わる舞妓さんの花かんざしの一つで、お気に入りの歌舞伎俳優にサインをもらうならわしがある。屋形では舞妓さんたちの間で今年は誰にサインをもらうか盛り上がっており、千代が60年前から隠し持っているというまねきの話題に。しかし、そのまねきにはなぜかサインが入っておらず、千代は秘めた恋を語り始める。

~以下ネタバレあり~

 千代の「最初の推しメン」として登場するのが坂東彌十郎。舞妓さんたちが彌十郎の歌舞伎を観劇しにきている設定で、楽屋には三谷幸喜の姿も。その後、百はな(すみれ)の計らいにより、千代と彌十郎は屋形のバーで再会を果たす。そこには菊乃(若柳琴子)や、つる駒(福地桃子)の姿もあり、三谷と「古畑任三郎」や「鎌倉殿の13人」など、三谷が手掛けたドラマのトークで盛り上げる。菊乃とつる駒が「うちも鎌倉殿、出られへんやろか?」とアピールすると、三谷は「出ちゃう? 出ちゃう?」とはしゃぐ。なお、つる駒を演じる福地は「鎌倉殿の13人」で主人公・北条義時(小栗旬)の息子・泰時(坂口健太郎)の妻・初を好演。大河ドラマ初出演にして、クヨクヨと悩みがちな夫を支える聡明な女性として存在感を発揮していた。

 千代の「結ばれなかった恋」を巡る会話には「結婚するだけがその人を大切に思うことになるとは限らへんのよ」など名言も多数。酸いも甘いもかみ分けた立場だからこそ言える言葉が切なく心地良い余韻を残す。

 ちなみに、三谷が屋形のバーテンダー、蓮(リリー・フランキー)に頼んだお酒が「ピンク・レディーの活動大写真」だったのはアドリブだったという。(編集部・石井百合子)

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