行方不明の英人気俳優、11日経過もまだ見つからず 家族が声明発表
現地時間13日から行方不明となっている、イギリスの人気俳優ジュリアン・サンズ（65）。消息を絶ってから11日が経過した現地時間24日、ジュリアンの家族が、米カリフォルニア州・サンバーナーディーノ郡保安局の公式Twitterで声明を発表した。
映画『眺めのいい部屋』（1986）やドラマ「24 TWENTY FOUR」シーズン5（2006）などで知られるジュリアンは現地時間13日、ハイキングをしていたガブリエル山脈付近で消息を絶った。すぐに地上での捜索が行われたものの、雪崩の危険性などを考慮して捜索チームは一時撤退。24日の時点で、保安局は「あらゆるツールを活用して捜索を継続している」と報告している。
ジュリアンの帰りを待つ家族は、「あふれる愛と支援に深く感動しております」と声明でコメント。「愛するジュリアンの捜索を調整する、心優しき保安局の皆さんに感謝申し上げます」とチームに対する感謝の気持ちをつづった。
保安局によると、ジュリアンが行方不明となった同じ場所で別の男性も消息を絶っており、現地時間22日から捜索が行われている。同局は、ガブリエル山脈が「悪天候で非常に危険」であるとして、公式Facebookで注意を呼びかけている。（編集部・倉本拓弥）
