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映画『PLAN 75』米アカデミー賞日本代表に選出 75歳以上は生死を選択、超高齢化社会を描く衝撃作

快挙が続く
快挙が続く - (C) 2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory / Fusee

 映画『PLAN 75』が第95回米国アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表作品に選出されたことが明らかになった。日本映画製作者連盟が発表した。今後、各国の代表作品から候補作が絞られ、2023年3月に受賞作品が決定する。

映画『PLAN 75』予告編【動画】

 『PLAN 75』は、是枝裕和監督が監修を務めたオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の一篇「PLAN75」を新たに構築した早川千絵監督のオリジナル脚本による初の長編映画。75歳以上が自ら生死を選択できる制度「プラン75」が施行された日本を舞台に、その制度に大きく翻弄される人々の姿が描かれる。主演を倍賞千恵子が務め、磯村勇斗たかお鷹河合優実などが共演に名を連ねる。

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 第75回カンヌ国際映画祭では早川監督にカメラドール特別表彰が授与されるなど、快挙が続く本作。今回、第95回米国アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表にも決定した。早川監督は「もはや自分が監督した映画だという気がしないくらい、見てくださった方の映画になっていると感じています。このような評価をいただき光栄です」と喜びのコメントを寄せている。

 本作は、公開週にはメイン館の新宿ピカデリーの週末動員数で『トップガン マーヴェリック』の動員を抑えて1位を記録し、シネスイッチ銀座では初回からチケットを求めて観客が長蛇の列をなし、土日も満席の回が続出。6月17日から8月11日までの56日間で興行収入3億円を突破し、公開から2ぁ月経った現在もロングラン上映中を続けている。また、9月8日から18日に開催される第47回トロント国際映画祭のコンテンポラリー・ワールド・シネマ部門をはじめ、国際映画祭への出品も相次いでいる。すでにフランスやシンガポール、タイ、台湾など30か国以上の国と地域で配給が決定しており、世界中から熱い視線を集めている。(編集部・大内啓輔)

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