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平凡すぎる住宅地に脱走犯!井ノ原快彦主演「つまらない住宅地のすべての家」ドラマ化

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井ノ原快彦
井ノ原快彦 - (C) NHK

 津村記久子の同名小説を原作とするドラマ「つまらない住宅地のすべての家」(NHK総合・夜ドラ、10月10日より毎週月~木よる10時45分放送、各話15分×全24回)で井ノ原快彦が主演を務めることが発表された。

 夜ドラ「つまらない住宅地のすべての家」は、関東近郊のどこにでもあるような住宅地を舞台に、少し残念な主人公とクセのあるご近所さんたちが巻き起こすホーム・サスペンス。井ノ原が信用金庫に勤める一児の父・丸川明を演じる。脚本をドラマ「君と世界が終わる日に」シリーズや映画『アキラとあきら』(8月26日公開)などの池田奈津子が担当する。

 路地を挟んで9軒の家が並ぶ住宅地。あいさつはするが、これといった近所付き合いもなかったが、そこに「刑務所を脱走した女がこの辺りに向かっているかもしれない」というニュースが飛び込む。たまたま自治会長だった丸川明は、町の安全を守るために住民総出で見張りをすることを提案。明にとっては妻が出ていった現実からの逃避だったが、この思いつきが大騒ぎに発展する。

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 出演にあたって、井ノ原は「私が演じる主人公・丸川明は、近くにいたら面倒くさいし、残念なところもありますが、不思議な魅力を持った人でもあります。自分では特に意識していないけれども、あれよあれよという間に周りを巻き込んでいく、そんなパワーのある人です。今回、初めて共演する方が多いのですが、皆さんとても個性豊かなので演じていてとにかく楽しく、クランクイン初日から素晴らしいチームワークで撮影が進んでいます。錚々たるキャストの皆さんの胸を借りる気持ちで、最後まで丁寧に演じたいと思います。どこにでもありそうで、どこにもないような、クセのある家族が揃っています。逃亡犯のことはもちろん、それぞれの家族が抱える問題の行方にも注目して頂ければ。毎日15分、観たらきっとのめり込んでしまうと思います。ぜひ、肩の力を抜いて楽しんでご覧ください」とコメント。

 共演には、中学3年生になる明の息子・丸川亮太役で岸蒼太ジャニーズJr.)、スーパーマーケットでパートとして働く山崎正美役で夏川結衣、夫が亡くして一人で暮らす笠原えつ子役で中田喜子、スーパーマーケットの警備員・松山基夫役で尾美としのり、スーパーマーケットで正美と一緒にパートとして働く三橋博子役で京野ことみ、東京の設計会社で働く建築士・真下耕市役で浜野謙太、そして住宅地で明らかに他の家とは違う大きな家で暮らす長谷川小夜役で吉行和子が出演する。(編集部・大内啓輔)

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