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伊藤英明、スギちゃんになりきり「ワイルドだろぉ~」

(左から)スギちゃん、伊藤英明
(左から)スギちゃん、伊藤英明

 伊藤英明が1日、都内で行われた映画『KAPPEI カッペイ』大爆笑御礼舞台あいさつにお笑い芸人・スギちゃんのスタイルで登場し、会場を沸かせた。この日は上白石萌歌小澤征悦平野隆監督、サプライズゲストとしてスギちゃん本人も来場した。

【写真】スギちゃんになりきった伊藤英明

 映画化もされた「デトロイト・メタル・シティ」で知られる若杉公徳の漫画を実写映画化した本作。ノストラダムスの大予言を信じて厳しい修行を積むも、一向に世界滅亡の時は訪れず、活躍の場を与えられなかった最強の戦士たちが、現代の平和な東京にたどり着き、遅すぎる青春を送る姿が描かれる。

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 この日は4月1日のエイプリルフールでのイベントということで、映画上映後、伊藤になりきったスギちゃんは、低音ボイスをきかせた二枚目調で「伊藤英明です。難しい役だったんですけど、上手にできました。短い時間ですが楽しんでください」とあいさつ。上白石も「今日で『KAPPEI カッペイ』のイベントも最後。“伊藤さん”にも来ていただいたということで、皆さんで楽しんでいい時間にしていきたいと思います」とコメントし、小澤も「“英明”をはじめ、すばらしいキャストと共演できて光栄です」と何事もないように続けた。

 そんなやりとりが繰り広げられる中、伊藤本人が「おいおいおい!」とステージに乱入するも、そのいでたちはノースリーブのGジャンに前髪を1本垂らした、まさかのスギちゃんスタイル。「話の途中だけど、出てきてやったぜぇ。ワイルドだろぉ~」とスギちゃんになりきった伊藤の姿に、会場からも拍手がわき起こった。

 もともとは、主人公・勝平の衣装がスギちゃんの衣装に似ているということもあり、原作発売時から「実写版の主役はやらせろ~だぜぇ!」と主演を熱望していたというスギちゃん。この日は満を持してイベントに登壇し、伊藤も「一応、衣装は用意してもらったんですが、たった30分のイベントのためにわざわざスギちゃんが来てくれたので。僕もスギちゃんになりきろうと思いました」と語る。

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 さらにスギちゃんになりきるために「昨日からYouTubeでスギちゃんを研究していたんですよ」という伊藤。上白石も「どっちが本当の勝平くんなのか。混乱しています」と笑ってみせると、伊藤のGジャン姿に「でもわたしの伊藤さんのデフォルトはこれなので。こちらの衣装の方が落ちつくというか、安心します」と付け加え、会場を沸かせた。また、この日はサッカー選手のユニホーム交換ならぬ、伊藤とスギちゃんのGジャン交換も実施された。

 そして本来なら最後のコメントは伊藤が行うところだったが、まさかのスギちゃんがあいさつをするというムチャぶりが。これはスギちゃんの想定外だったようで「おそろしい現場だぜぇ」とあせりを見せつつも、「大ヒット映画なので、皆さんにお勧めしてください。そして続編にはスギちゃんも出てるかもしれないぜぇ」と会場に呼びかけた。(取材・文:壬生智裕)

映画『KAPPEI カッペイ』は全国公開中

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