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実写『キングダム2』ヒョウ公将軍は豊川悦司!

宮元役・高橋努、呉慶役・小澤征悦、ヒョウ公役・豊川悦司、縛虎申役・渋川清彦
宮元役・高橋努、呉慶役・小澤征悦、ヒョウ公役・豊川悦司、縛虎申役・渋川清彦 - (C) 原泰久/集英社 (C) 2022 映画「キングダム」製作委員会

 俳優の豊川悦司が、原泰久の人気漫画を実写化した映画の続編『キングダム2 遥かなる大地へ』(2022年夏公開)で大将軍・ヒョウ公役を務めることが8日、発表された。

ヒョウ公&呉慶将軍も!実写『キングダム2』【写真】

 『キングダム2 遥かなる大地へ』は、興行収入57.3億円を突破して2019年の邦画実写作品1位となる大ヒットを記録した映画『キングダム』の続編。原作は紀元前・中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き秦国の王・エイ政(後の秦の始皇帝)の物語で、新作映画では信の初陣“蛇甘平原(だかんへいげん)の戦い”が描かれる。主人公の信役で山崎賢人(「崎」は「たつさき」が正式表記)、エイ政役で吉沢亮、河了貂役で橋本環奈、王騎役で大沢たかおが再集結。監督も佐藤信介が続投する。今作から登場する羌カイ役を清野菜名、尾平役を岡山天音、尾到役を三浦貴大、澤圭役を濱津隆之が務める。

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 豊川が演じるヒョウ公は、信の初陣の総大将。秦国の最前線に居続ける変わり者と言われているが、六将にも引けを取らない力を持つ豪傑。些細な戦の変化も見逃さず、戦を炎に例えて表現し、その匂いをかぎ取って本能で動く独特の感性の持ち主で、豪胆さと圧倒的な行動力で、無謀ともとれる激しい合戦を繰り広げる。豊川は「キングダムが、強者役者をキャスティングしまくってるという噂が走った。なんかドキドキした。俺に声がかかるのか、かからないのか。強がりしててもなんか気になる。で、この大役をいただきました。就職試験に受かった気分」と出演について心境を明かし、「トヨエツじゃねー!という声もあるでしょうが、佐藤監督のもと、キングダムの世界にどっぷりと浸ってきた。大感謝。大満足。想像以上に1を超えた2が、あなたの目の前に繰り広げられるでしょう。キングダム、恐るべし!」とメッセージ。

 佐藤監督は「ヒョウ公という本能で動く将軍を、豊川悦司さんに演じていただくに際し、まずはビジュアルづくりを一緒になって、細かく作り込んでいきました。髪、髭、眉毛、鎧。全てを本当に細かく。ビジュアル作りが、キャラクター作りの始まりでした」と明かし、「撮影では、本能に任せて全軍を指揮しつつも、どこかユーモラスなキャラクターが、一挙手一投足のうちに浮かび上がって来て、本作の大黒柱となるキャラクターの創造に、ひたすら興奮しました」と語っている。

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 プロデューサーの松橋真三は、キャスティングについて「ヒョウ公とは、百戦錬磨で戦場を生き抜いてきた秦国最強の大将軍のひとりであり、原作でも大人気のキャラクターです。その野獣のような眼光と、巨大な鎧を着こなす大きな体躯、そして大将軍としての存在感、説得力。それを考えると、豊川悦司さんしか思い浮かばず、ご出演のお願いをしました」と話す。

 この日は、ヒョウ公以外の新キャストも明らかに。敵国となる魏国の総大将で、魏国が誇る魏火龍七師の一人であり、戦の天才と言われる呉慶(ごけい)を小澤征悦。呉慶軍の副将であり、軍師も兼任している宮元(きゅうげん)を高橋努、ヒョウ公軍所属の千人将で、信の初陣の上官となる縛虎申(ばくこしん)を渋川清彦が演じる。(清水一)

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