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「鎌倉殿の13人」で珍場面!全成役・新納慎也、三谷の脚本に「うそでしょ!?」

第7回「敵か、あるいは」で初登場した全成(新納慎也)
第7回「敵か、あるいは」で初登場した全成(新納慎也) - (C)NHK

 20日に放送された小栗旬主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)の第7回で、新納慎也演じる源頼朝の異母弟・阿野全成(あの・ぜんじょう)が初登場。まさかの珍場面に視聴者が困惑&爆笑する一幕があった。

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 本作は、鎌倉時代を舞台に、野心とは無縁だった伊豆の若武者・北条義時(小栗)が鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした二代執権に上り詰めていくさまを追う物語。7回「敵か、あるいは」では、源頼朝(大泉洋)らと平家方が、坂東の巨頭・上総広常(かずさ・ひろつね/佐藤浩市)を味方につけるべく熾烈な駆け引きを展開した。

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 全成が登場したのは、仁田忠常(高岸宏行)が伊豆山権現にいる政子(小池栄子)、りく(宮沢りえ)、実衣(宮澤エマ)を尋ね頼朝の無事を知らせる書状を渡した時のこと。忠常は一人の僧侶を伴っており、それが全成だった。彼は頼朝の異母弟、義経の同母兄にあたり、修行を積んだ陰陽を駆使して頼朝を補佐する。

 数人の僧兵がなだれ込み、政子たちを敵方に差し出そうとしたそのとき、全成が「待たれよ、わたしが風を起こす。その隙に逃げられよ」とさっそうと登場。「そんなことができるんですか!?」と驚く実衣に「醍醐寺で修行を20年……」とつぶやき、おもむろに陰陽の文句を唱え出した(陰陽風のBGMも)。登場人物たちも視聴者も「何か凄いことが起きようとしている!」とワクワクするも……風は吹かず、敵の僧兵たちも顔を見合わせ困惑。しばしの沈黙の後、全成は「今日は難しいようです」と思わぬ一言を放ちスタコラ逃げることとなり、実衣から「何なのよ!」とクレームを入れられていた。

 この珍場面に、ネット上では「何今の…!?」「今日は難しいようですwwww」「ド肝を抜かれた」「笑った」など驚き、笑いのコメントが続々。放送後、公式Twitterでは新納のコメント動画が公開。以下のようにシーンを振り返っていた。

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 「できる日とできない日があるんでしょうね。曜日かな? できる感じはしたんですけどね。残念でした。やりながら『こんなシーン見たことがある? 大河で』みたいな、最初台本をみた時にひっくり返りましたからね。『うそでしょ!?』と思って。三谷(幸喜)さんに『台本見ましたけどいいんですか? この登場の仕方』と言ったら『もし炎上したら新納さんのせいってことで』とか言われて(笑)」

 今後の全成の展開については「陰陽をやるなんで大河ドラマで見たことないですけど、そういう登場の仕方をしましたが、たぶんこれからどんどん占いとか易とかをやって源氏をいろいろ進めていくんですが、たぶんただおもしろいだけの人じゃなくて結構キーパーソンになってくるのではなかろうかと思っております」と話していた。

 新納は、大河ドラマ「真田丸」(豊臣秀次役)やNHK正月時代劇「風雲児たち~蘭学革命(れぼりゅうし)篇」、舞台「恐れを知らぬ川上音二郎一座」「日本の歴史」など多くの三谷作品に出演。舞台を中心に活躍しており、近年では水原希子さとうほなみ共演のNetflix映画『彼女』、原田眞人監督の映画『燃えよ剣』などに出演している。(編集部・石井百合子)

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