岡山天音「ミステリと言う勿れ」下戸役は「原作と生身の僕の混色」＜コメント全文＞
俳優の岡山天音が、菅田将暉主演の月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」（フジテレビ系、毎週月曜21時～21時54分）の14日放送・第6話に出演。演じた下戸陸太（おりと・ろくた）について、そして「デビュー当時から数年に一度のタイミングで共演していた」という菅田との共演を振り返った。
本作は、累計発行部数1,300万部を突破する田村由美の人気漫画を原作に、菅田演じる天然パーマがトレードマークの主人公・久能整（くのう・ととのう）が淡々と自身の見解を述べ難事件や人の心の闇を解きほぐしていくミステリー。岡山演じる下戸は、6話でようやく退院することになった整が帰り際に出会う気性の荒い青年。病院で整とぶつかった際、整は謝罪するも難癖をつけて許さず、そんな下戸に整は冷静に理詰めで返す。整はさほど気にとめずにいたが、その後、前話で整が出会った謎の美女ライカ（門脇麦）の指示で向かった放火現場で再び出会うことになる。
前クールに放送されていた「最愛」（TBS系）の藤井隼人役も記憶に新しい岡山。菅田とは共演歴も多いが、菅田と刑事・風呂光聖子役の伊藤沙莉が11年前に共演した月9ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」（2011年1月クール・フジテレビ系）にも出演していた。当時高校の同級生を演じた3人が、再び月9で顔をそろえる。
「ミステリと言う勿れ」で演じる下戸は悲しい過去を背負う設定で、岡山は「原作の陸ちゃんと生身の僕の混色」で演じたという。「田村先生が描く陸ちゃんはとてもオリジナリティーに富んでいて、三次元として立ち上がらせるにはどう取り組むべきか迷いもありましたが、彼が根底に抱く、暗く冷たい感触には僕自身も触れた覚えがあったので、原作の陸ちゃんと生身の僕の混色でもって、撮影の日々を過ごさせていただきました」と撮影を振り返っている。
菅田とは映画『帝一の國』『チョコリエッタ』『セトウツミ』などで共に名を連ねているが「役同士でまともに会話をしたのは今作が初めてだった気がする」と言い、「菅田くんとはデビュー当時から数年に一度のタイミングで共演させていただいていますが、役同士でまともに会話をしたのは今作が初めてだった気がします。菅田くんは今、同世代を牽引（けんいん）する筆頭だと思うのですが、その菅田くんが座長として立つ現場に参加できて、とてもしびれました。早くまた共演したいです」と今後の再共演にも期待を寄せている。
岡山のコメント全文は下記の通り。（編集部・石井百合子）
岡山天音
Q：本作に参加することが決まった際のお気持ちは？
「オファーを頂く前から周りで話題になっている作品だったので、期待に胸が膨らみました」
Q：菅田さんの印象はいかがでしたか？
「菅田くんとはデビュー当時から数年に一度のタイミングで共演させていただいていますが、役同士でまともに会話をしたのは今作が初めてだった気がします。菅田くんは今、同世代を牽引（けんいん）する筆頭だと思うのですが、その菅田くんが座長として立つ現場に参加できて、とてもしびれました。早くまた共演したいです」
Q：今回の下戸陸太役、どのように演じられましたか？
「田村先生が描く陸ちゃんはとてもオリジナリティーに富んでいて、三次元として立ち上がらせるにはどう取り組むべきか迷いもありましたが、彼が根底に抱く、暗く冷たい感触には僕自身も触れた覚えがあったので、原作の陸ちゃんと生身の僕の混色でもって、撮影の日々を過ごさせていただきました」
Q：岡山さんにとって大切な言葉・格言はありますか？
「自分がずっと好きな歌の一文に“一秒後よりも今 俺が好きなのは毎日今”という歌詞があって、とてつもなくシンプルなフレーズではありますが、自分の中に強く深く残り続けている言葉のひとつです」
Q：視聴者へのメッセージ、６話の見どころは？
「僕個人が勝手に言語化してしまうにはもったい無いメッセージが秘められた作品だと思います。見た人が静かにそれぞれの“意味”を受け取ってくれたら本望です。菅田くん、早乙女さん、それぞれの場所を、それぞれの走り方で勝ち上がって来たお二人との共演はたまらなく刺激的でした。皆様にもテレビの前で是非、体感していただきたいです」
