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二階堂ふみ『ばるぼら』自堕落な生活送る謎の女を熱演!

謎の女・ばるぼら…
謎の女・ばるぼら… - (C) 2019『ばるぼら』製作委員会

 稲垣吾郎二階堂ふみが共演した新作映画『ばるぼら』が20日に封切られた。手塚治虫の大人向け漫画が原作となった作品で、芸術家のミューズであり自堕落な生活を送る謎の女を二階堂が熱演している。

【動画】稲垣吾郎の怪演も光る!『ばるぼら』予告編

 手塚治虫の息子である手塚眞がメガホンを取った本作は、「手塚治虫生誕90周年」を記念して、カルト的な人気を誇る原作を初めて映像化した作品。異常な性欲に悩まされる売れっ子小説家・美倉洋介(稲垣)が謎の女・“ばるぼら”と出会う物語で、ウォン・カーウァイ監督作品などでの映像美で知られるクリストファー・ドイルが撮影監督を務めた。

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 ばるぼらは大酒飲みでだらしがなく、新宿駅の片隅で美倉と出会った時もホームレスのよう。それでもなぜか奇妙な魅力を放ち、つい家に連れて帰った彼女を美倉は追い出すことができない。漫画の神様・手塚治虫が生み出した強烈なキャラクターに、二階堂が体当たりの演技で挑んでいる。

ばるぼら
(C) 2019『ばるぼら』製作委員会

 公開日決定時のコメントで二階堂は今作について次のように語っていた。「曇天の新宿を、稲垣さん演じる美倉洋介と走り続けました。湿ってて、汚れてて、それでも愛おしさを感じてしまう人間の感情に埋れながらも、美倉先生はひたすら貪欲にそれらを追い続けておりました。雑踏の中、希望を示してくださり、助けていただき、感謝しかありません」

 NHKで放送中の朝ドラ「エール」では主人公の作曲家・古山裕一(窪田正孝)とともに生きる妻・音を好演している二階堂。12月31日に行われる「第71回NHK紅白歌合戦」では紅組司会を務めることが決まっている。(編集部・海江田宗)

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