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デル・トロ版『ピノキオ』のジミニー・クリケット役はユアン・マクレガー!

ディズニー実写版『美女と野獣』での燭台ルミエール役もハマっていたユアン・マクレガー
ディズニー実写版『美女と野獣』での燭台ルミエール役もハマっていたユアン・マクレガー - Dave J Hogan / Dave J Hogan / Getty Images

 ギレルモ・デル・トロ監督が手掛けるストップモーションアニメ映画『ピノキオ(原題) / Pinocchio』で、ユアン・マクレガーがピノキオの良心役であるコオロギ、ジミニー・クリケットの声優を務めていることが判明した。ユアンがACEコミコンのビデオインタビューで自ら明かした。

【画像】デル・トロ版ピノキオのデザイン

 童話「ピノキオ」の映画化企画を長年にわたって温めてきたデル・トロ監督の念願がかない、Netflixの下で制作されている本作。ディズニーアニメ版『ピノキオ』(1940)とは関係がなく、ムッソリーニの下、ファシズムが台頭してきた1930年代のイタリアを舞台にしたストップモーションアニメ・ミュージカルになる。デル・トロ監督は昨年、自身にとっての「ピノキオ」は「フランケンシュタイン」のようなものだとVarietyに語っており、ダークな作品になるものとみられている。

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 ユアンは新型コロナウイルスの世界的な流行でロックダウンとなる前に、ジミニー・クリケットのセリフの収録は済ませていたという。ユアンは「もちろん、これはストップモーションアニメだから、映画が出来るまでにはものすごく時間がかかる。だけど、僕の最初のパート=セリフ部分に関しては大体終わったよ。これから収録しないといけない歌があるかも……? このことは話していいかわからないんだ」とコメント。音楽は『シェイプ・オブ・ウォーター』『グランド・ブダペスト・ホテル』などのオスカー作曲家アレクサンドル・デスプラが手掛けており、ユアンの美声が聴けることに期待したい。

 デル・トロは監督だけでなく、脚本、製作も担当し、脚本はテレビ映画『オーバー・ザ・ガーデンウォール』のパトリック・マクへイル、監督は『ファンタスティックMr.FOX』のマーク・グスタフソンと共に務める。ボイスキャストにはユアンのほか、ティルダ・スウィントンロン・パールマンクリストフ・ヴァルツデヴィッド・ブラッドリーが名を連ねている。(編集部・市川遥)

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