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『STAND BY ME ドラえもん2』製作決定!おばあちゃんのおもいでが基に

『STAND BY ME ドラえもん2』超ティザービジュアル
『STAND BY ME ドラえもん2』超ティザービジュアル - (C)2020「STAND BY MEドラえもん2」製作委員会

 国民的アニメ「ドラえもん」のシリーズ初のCGアニメ版として2014年に公開されて興行収入83.8億円の大ヒットを記録した3DCGアニメ『STAND BY ME ドラえもん』に続く映画『STAND BY ME ドラえもん2』の製作が12日に明らかにされた。公開は2020年8月7日を予定しており、ファンに根強い人気を誇る感動の人気エピソード「おばあちゃんのおもいで」(原作4巻)を基にした物語となる。

【動画】『STAND BY ME ドラえもん2』特別映像

 監督は『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどで知られ、現在は『ルパン三世 THE FIRST』が公開中の山崎貴と前作で山崎とともに監督を務めた八木竜一。山崎監督は原作中から「のび太の結婚前夜」や「さようなら、ドラえもん」など複数のエピソードをベースに作り上げた前作『STAND BY ME ドラえもん』で監督と脚本を担当。今回の新作でも監督だけでなく脚本も担う。

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 「おばあちゃんのおもいで」から物語を膨らませていくのは「正直難産でした」というコメントを発表した山崎監督。「しかし、藤子先生の作品はたとえ短編といえども、フラクタルのように長い物語を内包しています。今回我々がたどり着いた物語の芽はおばあちゃんが物語の終わり際に発した一言の中にきっちりと内包されていました。『あんたのお嫁さんをひと目見たくなっちゃったねぇ』。なんとか大好きなおばあちゃんにお嫁さん(つまり大人になったしずかちゃんですが)を一目会わそうとして、のび太とドラえもんの大冒険が始まります」と紹介している。

 前作を「ドラえもんのひみつ道具を3DCGに起こして表現したら、絶対楽しいものになる」という思いでつくったという八木監督は「今回の映画では、それをさらにスケールアップさせます。前回出せなかった新しいひみつ道具、前回大変すぎてできなかった場所などなど、世界をひろげて皆さんにお届けします」とメッセージを送っている。

 藤子・F・不二雄による「おばあちゃんのおもいで」は、のび太が幼稚園のころに死別したおばあちゃんにどうしても会いたくなり、ドラえもんの道具のひとつ「タイムマシン」を使って会いに行くという物語。2000年に短編アニメ化、劇場公開されて第55回毎日映画コンクールでアニメーション映画賞を受賞した。
 
 1970年に連載がスタートし、2020年に連載50周年を迎える「ドラえもん」。来年3月6日には長編劇場版の第40作となる『映画ドラえもん のび太の新恐竜』が公開される。(編集部・海江田宗)

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