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俳優休業中の小橋賢児、さらなる監督業に意欲! 次は劇映画にチャレンジしたい!

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監督業の展望を語った小橋賢児
監督業の展望を語った小橋賢児

 8日、新宿武蔵野館で映画『DON'T STOP! ドント・ストップ!』初日舞台あいさつが行われ、小橋賢児監督、作家の高橋歩、交通事故により下半身と左腕の自由を失った車いすの男・CAPが登壇した。

映画『DON'T STOP! ドント・ストップ!』初日舞台あいさつフォトギャラリー

 ドラマ「ちゅらさん」や、映画『あずみ』などで俳優として幅広く活動をしていた小橋は、2007年に自らの生き方に疑問を感じ、俳優活動を休止。その後世界中を旅しながら映像制作を開始し、帰国後はファッションブランドのPV監督やDJ、イベントプロデュースなど、俳優の枠を超えてマルチに活動している。

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 小橋にとって監督デビュー作となる本作。チャック・ベリーザ・ローリング・ストーンズの楽曲としても有名な「ルート66」をハーレーに乗って走りたい。そんなCAPの夢を聞いた高橋が「だったら行こう」と提案。その夢に賛同した小橋が、その4,200キロにも及ぶ旅の様子を映像に収めた。

 観客を前にした小橋は、「俳優を5年前に休業してから、世界中でいろんな人に会いました。それから『自分の直感を大切にしよう。言い訳を並べたら何も作れない。何かを伝えないといけない』と思うようになりました。もちろん挫折しそうになったときもありましたけど、初日にたくさん来てもらって、すごくうれしいです」と感無量の表情。

 そんな小橋には、「この後も映画監督はやるの?」といった声が寄せられるという。それについては「この映画自体は映画監督になりたくてテーマを探したというよりは、伝えたいテーマがあって作った映画。今後もいい出会いやテーマがあって、感じられるものがあったらそれがテーマだと思うし、自分としてはいろんなアウトプットをしていきたい」と意欲を見せると、「自分には俳優をやってきたことがベースにあるので、いつか劇映画にもチャレンジしてみたい」と今後の展望を語った。(取材・文:壬生智裕)

映画『DON'T STOP! ドント・ストップ!』は新宿武蔵野館ほかにて全国公開中

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