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不朽の名作『スタンド・バイ・ミー』『タクシードライバー』が国内初ブルーレイ化

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ファン待望のブルーレイ化となる『スタンド・バイ・ミー』(写真上)と『タクシードライバー』(写真下)
ファン待望のブルーレイ化となる『スタンド・バイ・ミー』(写真上)と『タクシードライバー』(写真下) - (C)1986 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED. (C)1976, renewed, 2004 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、製作25周年を迎えるリヴァー・フェニックス主演の映画『スタンド・バイ・ミー』と、製作35周年となる名優 ロバート・デ・ニーロの出世作『タクシードライバー』のブルーレイを6月22日に発売すると発表した。この2作品のブルーレイが発売されるのは国内初となる。

 映画『スタンド・バイ・ミー』はスティーヴン・キング原作の小説を、ロブ・ライナー監督が映画化した作品。ベン・E・キングの歌う同名主題歌に乗せ、少年たちのひと夏の思い出をさわやかに描き出した珠玉の青春映画だ。今回HD デジタル・リマスター版として発売されるブルーレイには、ライナー監督と4人組の少年を演じたウィル・ウィートン(ゴーディ役)とコリー・フェルドマン(テディ役)が25年ぶりに再会し、撮影当時の裏話を語る特典映像「25年目の再会」を収録している。

 そして、こちらもHD デジタル・リマスター版としてブルーレイ化される映画『タクシードライバー』には、製作から10年がたった1986年に収録されながらDVDには入らなかった、監督のマーティン・スコセッシと脚本のポール・シュレイダーによる音声解説を収録。さらに、本編と同時にオリジナル脚本の和訳を表示して、その違いを楽しむことができるピクチャー・イン・ピクチャーなども収録する、ファン必携のアイテムとなっている。

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 また、『タクシードライバー』の舞台となったニューヨークでは、3月10日に製作35周年記念試写会が行われ、スコセッシ監督とポール・シュレイダーが登壇。両氏は本作の撮影の間、役柄についても映画についても、主演のロバートと話し合いを行ったことはなかったことを明かし「彼がそこに立って髪を触るしぐさだけでも、すでに役柄のすべてを語っているのがわかった。立っているだけで良かったんだ」とその天才的な演技を振り返った。また、ポールの脚本には、孤独な主人公による告白が多くつづられていたそうだが、スコセッシ監督の「それを主人公に語らせなくても、大きなイエロー・キャブ(タクシー)が街を走り抜けるだけで、すでに孤独を語っていた」という判断から、そのほとんどがカットされたというエピソードなどを披露した。

 製作から何十年という時間がたちながら、今もまったく色あせない魅力を放つ、この2作品。ブルーレイは初回生産限定のコレクターズ・エディションとして発売され、共に豪華ブックレットと記念アウターケースが付属する。この機会を逃さずに手にしてほしい。(編集部・入倉功一)

 「スタンド・バイ・ミー 製作25周年記念 HDデジタル・リマスター版 ブルーレイ・コレクターズ・エディション」と「タクシードライバー 製作35周年記念 HDデジタル・リマスター版 ブルーレイ・コレクターズ・エディション」は、初回生産限定で6月22日発売予定(税込み:各3,990円)

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