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和製ジャズ映画『明日泣く』公開決定!斎藤工がギャンブル狂いの小説家を熱演!

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和製ジャズ映画『明日泣く』公開!
和製ジャズ映画『明日泣く』公開! - (C) プレジュール/シネグリーオ

 連続ドラマ「ゲゲゲの女房」に出演している斎藤工が、ばくち打ちの小説家を見事なハマリ役で演じている和製ジャズ映画『明日泣く』が、2011年春に公開されることが明らかになった。共演は雑誌モデルやCM出演を中心に活躍している汐見ゆかりで、ジャズピアニストを演じる。

斎藤工出演映画『十三人の刺客』場面写真

 本作は色川武大の同名小説を、これが1986年公開の映画『スタア』以来、24年ぶりの劇場監督作品となる内藤誠監督が映画化。思うままに男と音楽を渡り歩く女と、書けない小説家の男が再会したことから始まるジャズ・ラブストーリーだ。まるで原作者の姿を思わせる主人公の小説家を斎藤が演じており、汐見演じるジャズピアニストとの交わりをジャズ・ミュージックが盛り上げる。

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 モデルとして活躍し、初出演となる映画『ナチュラル・ウーマン2010』で女性同士の絡みを透明感たっぷりに演じ切った汐見は、本作では一転、ジャズに対する思いを熱く語り、自由奔放に生きる女性を体当たりで挑戦。ジャズを題材にした本作になくてはならない要素を担う重要なキャラクターとして、成長ぶりを見せつけた。ほかにも、作中でジャズを演奏するジャズメンの一人として、ジャズバンド勝手にしやがれ武藤昭平が出演しており、昔ながらのジャズではない、現代風にアレンジされたジャズを披露するなど、まさにジャズに満ちた作品になっている。

 友情出演で梅宮辰夫、ゲスト出演者として杉作J太郎坪内祐三が出演するなど、細かいところまで楽しめるように気を配っている本作。ジャズを扱った邦画では過去に映画『ジャズ大名』『スウィングガールズ』などの作品があるが、それぞれコメディー色が強かったり、青春映画であったりと、大人の恋とジャズを絡めたものではない。しっとりとした音楽にはやはり大人の恋がよく似合う? ジャズをテーマにした恋愛が甘いか、それとも苦いものかは観てのお楽しみだ。

映画『明日泣く』は2011年春、渋谷ユーロスペースほか全国順次公開予定

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