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ハリウッドに影響を与えたジャッキー・チェンの魅力に迫る!

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カンフー・アクションスターとしての貫禄たっぷり!映画『ドラゴン・キングダム』
カンフー・アクションスターとしての貫禄たっぷり!映画『ドラゴン・キングダム』 - (C)2008 J&J Project LLC

 2008年に映画『カンフー・パンダ』が大ヒットを記録し、ウィル・スミスがプロデュースする映画『ザ・カンフーキッド』(原題)が制作されるなど、今最も熱いカンフー・アクションを全世界に広めた人物は、アジアのスーパースター、ジャッキー・チェン。彼のスタイルは、カンフー・アクションだけにとどまらず、多くのファンを魅了し、ハリウッドにも影響を与えた。

『ドラゴン・キングダム』

 無名時代に、ブルース・リー主演の映画『ドラゴン怒りの鉄拳』(1972年)で、ラストの戦いで重要なシーンのスタントマンを務めるなど、18歳からスタントをこなしていたジャッキー。彼にとっては、ビルからのダイブなど、危険なスタントを自ら挑むのは当たり前。アジアを代表する俳優、ジェット・リーと夢の共演を果たした映画『ドラゴン・キングダム』では、カンフー・アクションスターとしての貫禄をみせつけた。ジェットとのガチンコバトルでは、目にも止まらぬスピードで突きやけりを繰り出し、スリル満点のアクションシーンは、見る者に大きな衝撃を与えた。しかし、ジャッキーの魅力はそれだけにとどまらない。角材や日用品など手近にあるものを瞬時に武器に変えることに代表される、ユーモラスなファイトも魅力の一つだ。ユーモアという点では映画『ドランク・モンキー/酔拳』のように、酔えば酔うほど強くなる風変りな拳法を繰り出すことも。笑いとスリルの高濃度の凝縮、それがジャッキーのスタイルなのだ。

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 これらのジャッキー流のスタイルは、これから日本公開されるほかの俳優のアクション映画にも受け継がれている。例えば、ジェイソン・ステイサムはシリーズ最新作映画『トランスポーター3』でスタントを自らこなすだけでなく、服を脱ぎ、それを格闘に活かすストリップ・アクションを披露。また、映画『マッハ!』のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督がメガホンを取り、阿部寛も出演する映画『チョコレート・ファイター』では、ジージャーの愛称を持つ新人女優ヤーニン・ウィサミタナンがそろばんを格闘に生かしたり、危険なスタントに挑んだりと、アイデアに富んだ立ち回りで観客を魅了する。

 さて、当のジャッキーだが、最新作の映画『新宿インシデント』では、何と得意のカンフーを封印し、シリアスな演技に挑んでいる。これは役者としての幅を広げようとする、彼の意欲が垣間見える作品だといえるだろう。また、この後はハリウッドで主演したアクション・コメディー映画『ザ・スパイ・ネクスト・ドア』(原題)や、『ザ・カンフーキッド』(原題)の出演も控えている。今後もジャッキーの動向から、目が離せない。

 映画『ドラゴン・キングダム』は4月12日よる8:00よりWOWOWにて放送

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