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『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』特集 追っかけ取材日記

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シネマトゥデイ
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』特集|5月25日(金) 全世界当時公開|© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
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追っかけ日記

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のために来日した、“パイレーツ”御一行。去年に引き続き、10か月ぶりに日本の地に降り立った、ジョニー・デップ。成田空港から、来日記者会見、アジア・プレミアまで、彼らに密着しました!

去年とは何かが違う! ジョニーとオーリー in 成田空港

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2007年5月22日(火)。前日入りしたチョウ・ユンファ以外のキャストとスタッフが10か月ぶりに成田空港に降り立った。徹夜組のファン、約400人を含め、オーリーファン約500人、ジョニデファン約2000人が、彼らを出迎えたのでした。10か月前にも“お出迎え”経験をしているファンも多く、空港関係者の指示をきっちり守る姿は、ファンの鑑(かがみ)!

午後6時に姿を現したオーリー。上から下まで真っ黒ないでたち。でもよく見ると、Tシャツは白黒のボーダーで、軽くパイレーツを意識(?)。去年とは違い、カメラの前で立ち止まり、写真撮影にたっぷり時間を割くなど、とってもリラックスしていました。その3時間後、LAからプライベートジェットでやってきたのは、ジョニー・デップ。「ジョニー!!!」の歓声とともに、一斉にたかれるフラッシュの嵐。ニタッと笑顔を浮かべ、手を挙げるジョニー。ポロシャツにジーンズ、腰にはドクロマークのついたシャツを巻いていました。ジョニーも軽くパイレーツを意識(?)。オーリーもジョニーも、去年と違い、マスコミ側に顔を見せ、カメラ目線をくれましたよ!

“ドリームチーム”参上!の記者会見

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23日、朝から“パイレーツご一行”は新宿で来日記者会見。主要キャストとスタッフ7名がそろうとあって、会見場は、報道陣でごった返していました。

最初に登壇したのは、ビル・ナイ。日本に来たくて来たくて仕方がなかったというビルは初来日。新キャラのキャプテン・サオ・フェンにふんしたチョウ・ユンファは、フレッシュさを出すために(本人談)グリーンTシャツで登場。実は船酔いをするんだそうです。バルボッサにふんしたジェフリー・ラッシュは、ジャック・スパロウのマネをして、ヨロヨロ歩いたり、クネクネしたりと、とってもハイテンション! ジョニーから「僕は、そんなんじゃないよ」とツッコミが入るほどでした。

会見中、「デイヴィ・ジョーンズを刺身または寿司ネタとして食べる勇気はありますか?」との質問に、“御一行”は大爆笑。ジョニーは「試したいねぇ! でも刺身には、BADな経験があるんだ……」と、ナマモノは苦手の様子。オーリーは「きっと彼はおいしいよ! スピンオフで彼を食べられるレストランを開きたい!」とノリ気。別の質問をされても、ジョニーは「さっきのビルを刺身にして食べることに興味がわいちゃって……質問なんだっけ?(笑)」と、ディープインパクトな質問にノックアウトされていました。

レッドカーペットに登場 in 日本武道館

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会見と同じ日、アジア・プレミアが開かれる日本武道館前には、開場の2時間以上前から、多くのファンが詰め掛けていました。チケットを持っていないファンは「チケットを譲ってください」と書いた紙を手に、暑い中、路上に立つ姿もチラホラ……。

予定より遅れて18時半過ぎに、イベント開始。真っ暗になった日本武道館、スクリーンの前にはブラック・パール号。そこに現れたのは、デイヴィ・ジョーンズ。レッドカーペットを、一番乗りで歩く深海の悪霊は、やや足早(時間がおしているせい?)。そして、レッドカーペット取材が始まりました。オーリーがスクリーン横に設置されたモニターに映ると、客席から「オーリー!」「ウィルー!」「オーランドー!」と黄色い歓声の嵐! 報道陣の取材も受けつつ、ファンサービスにいそしむオーリー。もちろん、アリーナのファンだけでなく、会場全体を見回して、ウィンクしたり、投げキッスをしたりと、スバラシイ王子っぷり!

もちろん、大トリは白の上下に黒のベストに包んだジョニー・デップ! レッドカーペット冒頭は、いくつかの報道取材を受けていましたが、あとは、ずーーーーっとファンサービス。報道陣に背を向けて、サイン、サイン、サイン……。たまーに、会場全体を見渡し、手を振るけど、髪が乱れ、顔がよく見えない!! 結局、報道陣を完全に無視(?)状態でした。

日本語ティーチャー・ジョニー in 日本武道館

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レッドカーペットが終わり、舞台あいさつへ。大きな会場の大きなステージに並ぶ7人。その中央には、真っ白に光り輝くジョニー・デップ。「ニホンニコラレテ、コウフンシテイマス」と日本語であいさつしたのは、ビル・ナイ。プロデューサーも監督も、それぞれ手に書いたり、カンペを読んだりして、日本語でのあいさつとなりました。通訳いらず!

ジョニーの番になると、会場からは「ジョニー! ジョニー!」と歓声が。「彼らの日本語を僕がずっと教えていたんだよ、上手に話してくれてハッピーだよ~」と、英語で語るジョニー。オーリーの「コンバンハ、トウキョウ! ゲンキデスカ? ミンナダイスキ!」にも、隣のジョニーはジェスチャーで「これも、僕が教えたんだよ」と、おちゃめにオーリーを指差していました。ジェフリーも、もちろん日本語。誰に教わったのか「ガチョーン」とアクション付きで、あいさつを締めくくっていました。写真撮影でも、男子みんなで肩を寄せ合い、コーラスラインのように足を上げたり、なんだか楽しげ。たっぷり1時間ほどのレッドカーペット&舞台あいさつを生で見た、この日の観客は本当にラッキー!

観られなかった皆さん……、ジョニーは、また日本に来たいと言っていたし、次は記者会見のチョウ・ユンファを見習って、グリーンのTシャツを着ます! とのことでしたよ。約束を果たしてくれる日を楽しみに待ちましょう。

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