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『ブリジット・ジョーンズの日記』特集

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配給:UIP
9月22日 (日劇プラザ他全国東宝洋画系)
http://bjd.msn.co.jp/





今 祥枝


ブリジットが憧れる出版社の上司ダニエルと、バツイチの有能な弁護士マーク・ダー シー。ブリジットをめぐるこの2人の男性は、外見もキャラクターも正反対。ダニエ ルは女好きのする甘いマスクで、ちょっと軽めのプレイボーイ。絶対に浮気されると わかっていても、どこか憎めないところが女心をくすぐる要注意なタイプだ。一方の マークは、まじめで硬派な印象を与える女性が結婚したいタイプの手堅い男。面 白い のは、役柄のキャラクターが演じているヒュー・グラントとコリン・ファース自身と ダブって見えることだ。

グラントは元祖英国美青年の2枚目俳優。私生活では先だって女優のエリザベス・ ハーレーとの破局が報道されたが、なにかとマスコミを賑わせるお騒がせカップル だった。以前に警察沙汰の騒動を起こした際も、グラントは得意のチャーミングな笑 顔を振りまきながらひょうひょうとしたコメントしていたが、今思えばどこかダニエ ルを彷ふつとさせるものがある。 ファースは舞台出身の英国を代表する実力派。ブレイクしたのもテレビドラマ『高慢 と偏見』のミスター・ダーシー役と、格調高く重々しい。ミスター・ダーシーは、原 作ではブリジットが憧れているキャラクターでもある。ちょっといかめしい感じの顔 立ちが一層生真面目さを強調しているが、落ち着いた雰囲気が頼もしい限りの大人の 魅力満載だ。

映画を観終わった後は、女性だったら誰でもダニエル派かマーク派かという議論を始 めたくなるはず。あなたの好みはどっちの男性?


1960年9月9日、ロンドン生まれ。
名門オックスフォード大学在学中に映画界入り。ジェイムズ・アイヴォリー監督の『モーリス』で一気のその名を世界へ知らしめる。その後は『赤い航路』『日の名残り』などに出演し、'94年の『フォー・ウェディング』が全米で大ヒットを記録。コミカルで軽妙な演技が高く評価され、ゴールデン・グローブ賞最優秀主演男優賞を受賞した。以後はただの2枚目ではなく、3枚目的な役でも魅力を発揮し人気を博す。主な出演作は『いつか晴れた日に』(95)『9カ月』(95)『ウェールズの山』(95)『ボディ・バンク』(96)『ノッティングヒルの恋人』(99)『恋するための3つのルール』(99)。ほか。ちょっとうさんくさい美術商を演じた、ウディ・アレン監督の『おいしい生活』が今秋公開予定。


1960年9月、イギリスのウィンチェスター生まれ。
学生時代から演技の経験を積み、「アナザー・カントリー」のウェストエンド版でロンドンの舞台デビュー、同作品の映画化でスクリーン・デビューを果 たす。TV、舞台、映画と幅広く活躍する彼の一番の当たり役は、ジェーン・オースティンの原作を脚色したBBCのテレビドラマ『高慢と偏見』(95)のミスター・ダーシー役。ノーブルで知的なキャラクターが世の多くの女性の心を捉えた。また、イギリスのアカデミー賞で主演男優賞にノミネートされるなど、その演技力が世界各国で高い評価を得た。主な映画の出演作は『アパートメント・ゼロ』(88)『恋の掟』(89)『サークル・オブ・フレンズ』(95)『イングリッシュ・ペイシェント』(96)『恋におちたシェイクスピア』(98)ほか。

【レニー・ゼルウィガーの証言】
2人ともとても素晴らしかったわ! 毎日のムードで今日はヒュー、今日はコリンという風に違ったので、どっちが好きとは言えないわ(笑)。コリンはキャラクターと同じく仕事もとてもキッチリやる人で、撮影中は私のことを支えてくれました。 ヒューとのオフィスの撮影もとても楽しかったわ。アメリカに帰るときは一緒に連れて帰りたかったぐらい(注:真偽は不明だがグラントとゼルウィガーにはロマンスのうわさがあった!)。

 

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