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まほのハリウッド日記2

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ブラッドと私----第二章マジ出会い編

【第1回ブラッドと私第一章出会い編を読む】

                             

森田まほ
映画が好き!現場で働きたい!その思いがこうじて単身アメリカ、ハリウッドへ渡り, 現場でインターンとして日夜現場を飛び回る日々が続く。

 ブラッド様と見事な'恋のすれ違いを演じてしまった私、、、。

 見事会えることを期待しながら、私は残りの一日を、今か今かと過ごしておりました。 そして、いつもの通り私が真面目に仕事していると、私と仲良しのP.A(プロダクションアシスタントの略称。日本でいうADさん)の兄ちゃんズが2人私の働いているトレーラーに飛び込んできました。

頬を赤くし、興奮気味の二人は、

"maho!!Brad Pitt!!Brad Pitt!!"

 その瞬間、私は走り出していました。誰よりも早く・・。
  どこにブラッドがいるかも知らずに・・・。
注)さっきもいいましたが、私はこの時本当に真面目に仕事をしておりました。というよりも、私の先輩格の方と、とても大切な仕事中でした。

"maho―――!!!(怒)

" 私の後方から飛んできた、怒声は間違いなくその人のものだったのです。怒らせると恐いと聞いていたが・・・・これもブラッドのため。恋する乙女は一途なのだ。・・・・という訳で私は、後ろも振りかえらず、一目散に走り出したのです。

 ブラピは、私たちのいたビルの5階のちょーーど真向かいで撮影中でした。
窓の向こうには、ホテルの部屋のようなセットがあり、そこにベッドに寝転ぶ金髪の青年が。ここで一つ、私は超目が悪く、始めはブラッドと気付くことが出来ませんでした。周りのクルーはちゃんと見えてたみたいだけど、私は薄目で「ァーーーブラッドかなーー???」っておもうのがせいいっぱい。

くそーーーくそおーーー。くそおーーーー。

しかし私は誰よりもコーフンしていました。はるか遠方に巨大マグロを見た漁師のように・・・。
大漁ジャーー大漁ジャーー。私は薄目を開けながら、窓にべチャっと張り付き、必死に手を振り「ブラッドーーーーオオオ!!!」とひたすら叫んでいたのです。

15分後、プロデューサーが、ガン切れで、マイブラッド展望台にやってきました。何やら、私の姿がじゃまだとクレームが、向こうのスタッフからきたとのこと・・そ、そんなブラッド・・ひどい・・。

「まほを絶対にこの部屋に入れるな!!!(怒)」

とのお触れ付きで、私は仕事場に戻されてしまいました、、、ううう。 そして、びくつきながら帰ると、怒りのあまり、真っ青になった先輩が怒鳴り散らしておりました。
「hjkfsgnyutiiorenuofdk!!!!!」
(もはや英語ではなく聞こえてくるのは、fu-kのみ。きゃーーー。日本語に訳せば「いったいどこに行ってたの!!!この能無しおたんこなす!!(怒)」 私はちょー泣きそうになって、
「部、武、 撫、ブラッド ピット見に、、、(泣)」

私は、あそこまで人にあきれられたのは、生まれて初でした・・。 私とブラッドの切ないラブストーーリーーいかがでしたか?? ちゃんちゃん。

森田まほ

                             

来週に続く…

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(皆様からいただいたメールから、まほちゃんはパワーをいただいているそうです。メールは編集部で1度受け取ってからまほちゃんへ渡されます。本人へ直接メールされるわけではありませんのでご了承下さい。また、いただいたメールはまほちゃんが必ず読んで出来る限りお返事を書きたいとのことです。)


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maho@flix.co.jp

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