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リカ ~自称28歳の純愛モンスター~ (2021):映画短評

リカ ~自称28歳の純愛モンスター~ (2021)

2021年6月18日公開 99分

リカ ~自称28歳の純愛モンスター~
(C) 2021映画『リカ ~自称28歳の純愛モンスター~』製作委員会

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 3

くれい響

シュールなコントが始まる

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

「隆雄さんっ!!」のセリフにゾクッとさせられたドラマシリーズ「第2部」から直で繋がる「劇場版」。より不気味な純愛モンスターになったリカのシュールで不器用な“ごっこコント”が展開しつつ、それに真剣に対応する市原隼人演じる刑事との温度差が笑いを誘う。やっぱり刑事に見えない佐々木希の緊張感ない芝居なども楽しめるが、追い詰められたリカが超人、いや鳥人からの『スパイダーマン』と化す異常なまでの身体能力には唖然の一言。高岡早紀の堂々たる主演っぷりに、作り手の肩の力が抜け切った感、さらに“『THE MOVIE』感”という表現も、この作品には誉め言葉といえるかもしれない。

この短評にはネタバレを含んでいます
村松 健太郎

昇華された恐怖

村松 健太郎 評価: ★★★★★ ★★★★★

突き抜け感が素晴らしい一本。
サイコホラーテイストでお話が進んでいくのですが、ある瞬間から、映画がそれではない何かに変貌します。
その一瞬を体感するだけでも一見の価値がある映画です。
コンパクトにまとめるところはまとめ、見せ場は見せ場としてしっかりとハッタリを効かせる。お手本のような作りです。
何より純愛モンスター(このネーミングも素敵です)を演じた高岡早紀の存在感抜群です。エンディングの一捻りもなかなかいいアクセントになっていました。99分間ノンストップで一気に駆け抜ける映画です。

この短評にはネタバレを含んでいます
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