ビョンホンのストイシズムが光る、スリリングな力作

2021年1月22日 相馬 学 KCIA 南山の部長たち ★★★★★ ★★★★★

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KCIA 南山の部長たち

 大統領暗殺事件の実話を基に、憶測を交えながらサスペンスを構築。なおかつ、政治とは?革命とは?を考えさせる力作。

 魑魅魍魎の政界事情をシンプルに整理した、政治に詳しくない人にもわかりやすいドラマ構成。中盤からの諜報戦はスリリングで、食い入るように見入った。

 最大の功労者はイ・ビョンホンだろう。国のため、国民のために最高権力に歯向かう主人公を、ストイックな個性とともに好演。同時に映画のテーマである国家の理想を体現しているのだから、主演の重責を果たしたことにケチの付けようがない。政敵へのジェラシーがやおいっぽく見えるのも、ある層には喜ばれる!?

相馬 学

相馬 学

略歴:アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況:『ファナティック ハリウッドの狂愛者』他の劇場パンフレットでお仕事中。「映画の巨人たち リドリー・スコット」(辰巳出版刊)に寄稿。

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