イギリスの名優たちの若き日の映像にときめく

2021年1月18日 猿渡 由紀 キング・オブ・シーヴズ ★★★★★ ★★★★★

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キング・オブ・シーヴズ

「喜望峰の風に乗せて」に続いてジェームズ・マーシュ監督が手がけたのは、やはりイギリスで実際に起きた、大胆な計画に挑んだ人の話。思ったとおりにはいかない、人間だからこその部分に監督が惹かれたのはわかるが、「喜望峰〜」でコリン・ファースが演じた男と違い、今作の登場人物は愛すべき部分が少なく、共感しづらい。やはりマイケル・ケインが出ている「ジーサンズ はじめての強盗」は、なぜおじいちゃんたちが悪いことをするのか納得できる理由があるはちゃめちゃコメディで素直に笑えたが、今作はトーンのバランスも良くなく中途半端な仕上がり。ただしキャストは抜群。彼らの若い日のお姿が出てくるのも楽しい。

猿渡 由紀

猿渡 由紀

略歴:東京の出版社にて、月刊女性誌の映画担当編集者を務めた後、渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスターのインタビュー、撮影現場レポート、ハリウッド業界コラムなどを、日本の雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿する映画ジャーナリスト。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。

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