英国の個性派オヤジ俳優2人の奇人ぶりが絶妙

2021年1月15日 平沢 薫 どん底作家の人生に幸あれ! ★★★★★ ★★★★★

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どん底作家の人生に幸あれ!

 やっぱり英国は奇人の宝庫。そして、それをきっちり演じる個性派俳優たちが揃ってる。英国が誇る文豪ディケンズの名作「デイヴィッド・コパフィールド」を、人種にとらわれないキャスティングで映像化するという意欲作の中、ひときわ光を放つのが英国が誇る個性派オヤジ俳優2人、「Dr.HOUSE」のヒュー・ローリーと「ドクター・フー」のピーター・キャパルディ。風貌からして19世紀英国の風刺画に描かれた人物がそのまま実写になったような2人が演じる、ディケンズの小説でも有名な奇人たち、奇想家ミスター・ディックとお気楽者ミスター・ミコーバーは絶品。さらに、ティルダ・スウィントン、ベン・ウィショーら共演陣も豪華。

平沢 薫

平沢 薫

略歴:映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「SCREEN ONLINE」「日経エンタテインメント!」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」「Movie Walker」等で執筆。他に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況:「獣の棲む家」@Netflixが、ゴーストハウス映画の変形版として見ても興味深い。アフリカからロンドンへ移民してきた夫婦が住むことになった家で怪異が起きるが、そこには夫婦の過去、彼らのルーツ、移民をめぐる現状が絡んでいるという現代的恐怖譚。

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