ケインと六人の子分たち

2021年1月6日 くれい響 キング・オブ・シーヴズ ★★★★★ ★★★★★

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キング・オブ・シーヴズ

『ハットンガーデン・ジョブ』と同じく、15年に実際に起きたオーバー60による強盗事件がモデルだが、シャワーシーンも魅せるマイケル・ケインを筆頭に、枯れ専にはたまらぬ豪華なメンツに圧倒される! そんなジジイたちの若かりし日の姿を『ミニミニ大作戦』や『SCUM スカム』など、過去作のカットを使って描くスタイリッシュな演出もあり、英国紳士版『オーシャンズ11』を期待してしまうところだが、そこはドキュメンタリー出身のジェームズ・マーシュ監督。泥臭くも痛々しい『龍三と七人の子分たち』な展開とのギャップに驚かされる。ジジイから若造扱いされるチャーリー・コックスの気の毒演技も、妙な味わいだ。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三國志』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『イップ・マン 完結』『追龍』『WAR!!!』『眉村ちあきのすべて(仮)』『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、「TV LIFE」にて北川景子さん×芳根京子さん、山﨑夢羽さん、安倍乙さん、「CREA WEB」にて渡部亮平監督などのインタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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