命をかけないのが本当のスタント!

ゾーイ・ベルのような有名人ではなく、画面に顔が映ることのない裏方が次々と登場し、体験談や裏話を披露する。スタントウーマンの初期映像からスタートし、女性ならではの苦労を重ね、偏見や差別と戦いながら彼女たちが映画界で確固たる地位を築いたことがわかる。自信に溢れるレジェンドたちがかっこよく、まさにバッドアスという感じ。ベテランの命の危険を感じるスタントは断るという発言が印象的だった。スタントは無謀さとは全く意味が違うのだ。またスタントウーマンの能力を認めながらも、スタントに女性を起用したがらない男性監督が多いという事実が興味深かった。いわゆる男女平等が難しい職種なのかもしれない。