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ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画 (2019):映画短評

ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画 (2019)

2021年1月8日公開 130分

ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画
(C) 2019 FOX STAR STUDIOS A DIVISION OF STAR INDIA PRIVATE LIMITED AND CAPE OF GOOD FILMS LLP, ALL RIGHTS RESERVED.
山縣みどり

宇宙開発は女性パワーなくしては不可能かもね。

山縣みどり 評価: ★★★★★ ★★★★★

マーキュリー計画を縁の下で支えたアフリカ系の女性数学者たちの活躍を描く『ドリーム』に続き、インドの火星計画も女性科学者たちが支えたことがよくわかる実話ドラマ。偉業を成し遂げた関係者への敬意がこもっていう。キャラ設定をはじめ随所に映画的な脚色がなされているようだが、主婦の知恵でロケット燃料を節約するエピソードなどは、事実か否かは別として、「ほぉ〜」と思わせる。また仕事と家庭のバランスや出産問題なども絡み、インドでも日本でも働く女性の悩みは共通と実感する。負け犬集団が努力と創造性でNASA流を振りかざすエリートに立ち向かっていく図式になっていて、判官贔屓な日本人の心情に訴えかける。

この短評にはネタバレを含んでいます
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