懐かしくて、飽きさせないザッツ正月映画!

2021年1月1日 くれい響 燃えよデブゴン/TOKYO MISSION ★★★★★ ★★★★★

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燃えよデブゴン/TOKYO MISSION

異なるシチュエーションのアクションを挟みつつ、同じ東京が舞台でも『東京攻略』ではなく、『大福星』な80年代コメディの雰囲気が懐かしくもあり、心地良い。そんな香港の監督なら避けがちなベタなノリを、あえて復活させた谷垣健治監督には賞賛しかない。ウォン・ジンとテレサ・モウの大人のロマンスも盛り込んだ脚本に、AV監督役の葉山豪ら、楽屋落ちも含むゲスト陣、『無敵のドラゴン』のマカオタワーにも匹敵する無謀な東京タワー頂上決戦まで、とにかく飽きさせない。もちろん、『イップ・マン』とは違うキュートなドニー・イェンの芸達者ぷりも堪能できるなど、中国政府の検閲スルー当然なザッツ正月映画!

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三國志』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『イップ・マン 完結』『追龍』『WAR!!!』『眉村ちあきのすべて(仮)』『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、「TV LIFE」にて北川景子さん×芳根京子さん、山﨑夢羽さん、安倍乙さん、「CREA WEB」にて渡部亮平監督などのインタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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