どんな人生にも同じだけの価値がある

2020年12月26日 猿渡 由紀 ソウルフル・ワールド ★★★★★ ★★★★★

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ソウルフル・ワールド

我々は、夢を持て、大きなことを達成しろと言われて育つ。でも、何がやりたいかわからないままでいたとしても、その人生には同じだけの価値があり、喜びがある。そんなメッセージを持つこの映画は、どんな時代に見てもすばらしいが、コロナで多くの人が思わぬ人生の変化を強いられる中、とりわけパワフルだ。それを、ジャズという、”今という瞬間を生きる”世界でやっているのも、ぴったりすぎてすごい。ジャズの音楽も素敵だし、本当に目の前でライブを見ているような演奏のシーンにも心が躍る。笑えて、泣けて、最後にまた微笑んで、見終わった後もずっと考えてしまう、いかにもピクサーならではの作品だ。

猿渡 由紀

猿渡 由紀

略歴:東京の出版社にて、月刊女性誌の映画担当編集者を務めた後、渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスターのインタビュー、撮影現場レポート、ハリウッド業界コラムなどを、日本の雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿する映画ジャーナリスト。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。

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