生きることが辛い時代だからこそ思いやりや助け合いが必要

2020年12月20日 なかざわひでゆき ニューヨーク 親切なロシア料理店 ★★★★★ ★★★★★

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ニューヨーク 親切なロシア料理店

 2人の息子を抱えてDV夫から逃げてきた若い母親、無実の罪で服役した過去を抱える元レストラン経営者、コミュ障ゆえに仕事も住む家も失った不器用な若者、恋愛不信による孤独をボランティア活動で紛らわせる病院看護師など、大都会ニューヨークで居場所を見つけられず彷徨う人々が、経営の傾きかけた古いロシア料理店ですれ違い、やがてお互いに救いの手を差し伸べ合っていく。全体的に余計なエピソードが多く、必要以上に長く感じられることは否めない。それでもなお、政治の混乱などによって生きることが辛い今の時代だからこそ、他者への思いやりや助け合いの必要性を痛感させられるだろう。

なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴:日本大学芸術学部映画学科卒、同学部大学院卒。映画・海外ドラマのライターとして、TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で15年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。著書は「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)など。また、数多くの来日スターにインタビューしており、ハリウッドのスタジオや撮影現場へも毎年コンスタントに足を運んで取材をしている。特に海外ドラマの現地取材は本人も数え切れないほど(笑)。旧ソ連のモスクワ育ち。

近況:最近は今さらながらK-POPのボーイズバンドにドハマり中。一番の御贔屓はMCNDですが、NCTやTREASUREも大好き。もちろんBLACK PINKとかITZYとかEVERGLOWとかガールズにも夢中です。

サイト: http://eiga3mai.exblog.jp/

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