今度の吉沢亮は“覚醒”する陰キャ!

2020年12月19日 くれい響 AWAKE ★★★★★ ★★★★★

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AWAKE

人間VS.AIの「将棋電王戦」という題材的は、かなり面白い。しかも、パーカー姿も絶妙すぎる吉沢亮の陰キャなオタ芝居は相変わらず素晴らしいうえ、ライバル役に若葉竜也を配したキャスティングも見事だ。メッセージ性も強いが、2人とも寡黙でクールなキャラということもあり、ただでさえ地味な話が、さらに地味に……。そこを斬新でスタイリッシュと捉えるか、いかにも日本映画的な単調さと捉えるか、で評価は変わるはずだ。個人的には“将棋版『リアル・スティール』”のようなアツさも期待していただけに、どこかSF的な佐藤望の劇伴のほかにも、もうちょいエンタメ要素を用意してほしかった感アリ。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三國志』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『イップ・マン 完結』『追龍』『WAR!!!』『眉村ちあきのすべて(仮)』『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、「TV LIFE」にて北川景子さん×芳根京子さん、山﨑夢羽さん、安倍乙さん、「CREA WEB」にて渡部亮平監督などのインタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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