ガルとクリスの相性がまたもやばっちりで楽しい

前作では慣れない世界で奮闘するダイアナをスティーブが優しく見守ったが、今作では立場が逆転。スティーブをまた引っ張ってくるやり方にはやや無理があるかもしれないものの、相性ばっちりのこのふたりをまた見たかったから、文句は言わない。オリジンストーリーで比較的まっすぐだった前作に比べると、物語はちょっと欲張って盛り込みすぎたかなという感じ。せっかくクリステン・ウィグが演じるバーバラをもっと見たかった気がする。それでも、ポジティブでハッピーなこの映画の魅力は健在。舞台が80年代というのもビジュアルをカラフルかつ楽しくしている。おまけシーン的なスティーブの80年代ファッション着せ替えごっこもご愛敬。