大画面を推奨! 王道のスーパーヒーロー映画

2020年12月16日 平沢 薫 ワンダーウーマン 1984 ★★★★★ ★★★★★

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ワンダーウーマン 1984

 サム・ライミ監督の「スパイダーマン2」で、主人公の超宙返りを見た子供2人が、どうしたら出来るのかと聞き、主人公が「よく寝てよく鍛え、野菜を食べるんだ」と答えると「ママもそう言うけどウソだと思ってた!」と感嘆する。この場面が象徴するように、スーパーヒーロー映画とは、誰もが知っている正論を真正面から描くもの。それをやるのが似合うフォーマットなのだ。その意味で、まさに王道のスーパーヒーロー映画。果てしない貪欲さの行き着く先を描く物語も、米大統領選挙年の公開が相応しい。ワンダーウーマンのアクション演出も新機軸。華麗な鞭さばきで大きな空間を縦横無尽に動くその勇姿は、大きなスクリーンで堪能したい。

平沢 薫

平沢 薫

略歴:映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「SCREEN ONLINE」「日経エンタテインメント!」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」「Movie Walker」等で執筆。他に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況:「獣の棲む家」@Netflixが、ゴーストハウス映画の変形版として見ても興味深い。アフリカからロンドンへ移民してきた夫婦が住むことになった家で怪異が起きるが、そこには夫婦の過去、彼らのルーツ、移民をめぐる現状が絡んでいるという現代的恐怖譚。

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