前作以上に見せ場満載のクリプレ!

幼少時代の「KUNOICHI」エピソードから、明らかに『コマンドー』オマージュなモールでの活躍劇と、序盤から恐ろしいほど高まる! ヘスティアの縄の扱いがほとんど『スパイダーマン』のウェブ化するなか、ジゼル復活か?と思わせる『ワイスピ』なカーチェイスを経て、タイトル表記「WW1984」の意味合いとなる“世界大戦”の危機へと突入。スティーブとの再会劇はやや期待しすぎた感はあるが、ゲスト・ヴィランを演じるのがクリステン・ウィグというのはデカい。お得意の地味キャラから狂暴なチーターへの変貌は、キャットウーマンに通じるものもあり、前作以上に見せ場満載のクリスマス大作に仕上がっている。