29年ぶりの新作でも、安定すぎるバカさ加減

2020年12月14日 くれい響 ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え! ★★★★★ ★★★★★

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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!

とにかく「よくぞ作ってくれました!」だが、29年待たされた甲斐はアリ。1作目『~大冒険』の歴史上の偉人大集合な展開に、2作目『~地獄旅行』の地獄堕ち展開を交えた、シリーズのファンでなくても唸らされる構成のうえ、『テッド』並みに共依存が重症化したビルとテッドのお気楽ノリは、まったくブレず。そこに、ウィリアム・サドラー続投の死神に加え、フリーザにしか見えない刺客やちょっとしっかり者な娘など、愛らしいバカキャラが追加されながら、上映時間91分ポッキリ! 歌モノで幕を閉じた2作目に比べ、高揚感は若干欠けるが、2020年に公開された意義を踏まえると、クライマックスではいろんな想いが込み上げてくるはず。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三國志』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『イップ・マン 完結』『追龍』『WAR!!!』『眉村ちあきのすべて(仮)』『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、「TV LIFE」にて北川景子さん×芳根京子さん、山﨑夢羽さん、安倍乙さん、「CREA WEB」にて渡部亮平監督などのインタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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