英国男優ハリス・ディキンソンにも注目

2020年9月20日 平沢 薫 マティアス&マキシム ★★★★★ ★★★★★

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マティアス&マキシム

 監督自身が「君の名前で僕を呼んで」へのオマージュだと語る通り、あの映画同様、ここからいなくなる青年とここに残される青年、2人の微妙に揺れ動き続ける想いを正面から描き出す。画面の構図にもオマージュが続々。加えてこちらは幼なじみの親友で、周囲には同世代の友人たちもいて、家族の問題もあり、思いには様々な側面がある。
 そんなドラマの中で、予想外に目を奪うのが、トロントからやって来る取引先社員役の英国男優ハリス・ディキンソン。「ブルックリンの片隅で」では同性への興味に悩む青年を好演、来年公開の「キングスマン:ファースト・エージェント」ではレイフ・ファインズと主演コンビを演じる注目株だ。

平沢 薫

平沢 薫

略歴:映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「SCREEN ONLINE」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」「Movie Walker」等で執筆。他に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況:「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」@Netflix、前作「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」の元ネタはシャーリー・ジャクソンの「たたり」だったが、今回はヘンリー・ジェイムズの「ねじの回転」。名作を根底に置いてはいるが、今回もアレンジぶりが物凄い。

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