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思い、思われ、ふり、ふられ (2020):映画短評

思い、思われ、ふり、ふられ (2020)

2020年9月18日公開 103分

思い、思われ、ふり、ふられ
(C) 2020 アニメ映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 (C) 咲坂伊緒/集英社

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 3.5

くれい響

『実写版』との上映時間20分の差

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

コロナ禍の影響で、公開順が逆転したことで、後出しジャンケン感も否めない『アニメ版』。浜辺美波演じる活発キャラ・朱里を中心に物語が進んでいた『実写版』に対し、原作通り、奥手キャラ・由奈の成長物語を中心に描かれていく。ラストまで、ほぼ同じエピソードで綴られるが、約20分の上映時間の差は4人の主要キャラを掘り下げていく心理描写にほかならない。次から次へ目まぐるしく展開されるため、『実写版』に比べ、余韻を堪能できず、かなり忙しない。そういう意味でも、アニメ的であり、BUMP OF CHICKENの主題歌なども悪くないが、改めて『実写版』の脚色の巧さを感じさせる仕上がりになった。

この短評にはネタバレを含んでいます
村松 健太郎

全く違う『ふりふら』

村松 健太郎 評価: ★★★★★ ★★★★★

正直、一ヶ月のスパンで実写とアニメを連続公開することにマイナスな要素しか感じていなかったのですが、実際見てみると、アニメーションの特性を知ることができる一本でした。
一つのシーンに情報量を多くできたり、時間を大胆に省略できたりとアニメーションの特性を活かしていて、全く違う『思い、思われ、ふり、ふられ』を見ることができます。
実写を見た方はもちろん、こちらから入る方もおすすめです。
実写もよかったけど、アニメもいい!!

この短評にはネタバレを含んでいます
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