喜劇・女は男のふるさとヨ。

2020年5月25日 ミルクマン斉藤 さすらいの女神(ディーバ)たち ★★★★★ ★★★★★

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さすらいの女神(ディーバ)たち

カサヴェテス『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』へのオマージュよろしくシャツの胸襟を大きく開けた格好で業界を追放された元TVプロデューサーをM.アマルリックが自作自演。彼が率いるのはケバいメイクに贅肉たっぷり、肌の衰えを隠そうともせず芸もユルユルだが、なぜかおおらかな輝きを放って劇場は大入り満員、ことに女性客を魅了する「ニュー・バーレスク」のダンサーたち。過去の悪行が祟って起死回生を狙うパリ公演をいきなりキャンセルされ、自らの不甲斐なさに落ち込む男を救うのは…。「しょせん男なんて、女性に励まされ癒されることで毎日をどうにか生きてる情けな~い生物なのだ」と我々♂は思い知らされるのである。

ミルクマン斉藤

ミルクマン斉藤

略歴:映画評論家。1963年京都生まれ。デザイン集団「groovisions」の、唯一デザインしないメンバー。現在、京都・東洞院蛸薬師下ルの「三三屋」でほぼ月イチ・トークライヴ「ミルクマン斉藤のすごい映画めんどくさい映画」を開催中。雑誌「テレビブロス」「ミーツ・リージョナル」「キネマ旬報」等で映画コラムを連載中。

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