女にしか書けないJ.アパトー流ブロマンスへの回答。

2020年5月23日 ミルクマン斉藤 ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン ★★★★★ ★★★★★

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ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン

主演のクリステン・ウィグが脚本も手掛けたのが成功した女性コメディの金字塔。女性のホンネをぶちかました下ネタのエグさと濃さ。とりわけ前フリの段階からカタストロフまでしっかりと描かれる高級ドレスショップでの修羅場なんて前代未聞の徹底ぶりで、ウィグの壊れっぷりも痛々しく、しかもしつこい。一番のお騒がせ役M.マッカーシーが、イイところで癒しに回るのにウルンときてしまうのだけど、それであっさりウィグが改心したりしないのもまたしつこくて、やはり相当に業の深い作品ではある。母親役に『結婚しない女』のジル・クレイバーグを持ってきたのも、間違いなく'70年代後期のいわゆる「女性映画」を意識しているのだろう。

ミルクマン斉藤

ミルクマン斉藤

略歴:映画評論家。1963年京都生まれ。デザイン集団「groovisions」の、唯一デザインしないメンバー。現在、京都・東洞院蛸薬師下ルの「三三屋」でほぼ月イチ・トークライヴ「ミルクマン斉藤のすごい映画めんどくさい映画」を開催中。雑誌「テレビブロス」「ミーツ・リージョナル」「キネマ旬報」等で映画コラムを連載中。

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