「ダウントン・アビー」はここから生まれた

2020年5月22日 平沢 薫 ゴスフォード・パーク ★★★★★ ★★★★★

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ゴスフォード・パーク

 本作の脚本家は、人気TVシリーズ「ダウントン・アビー」のクリエイター&脚本家ジュリアン・フェロウズ。彼が本作のスピンオフを構想したところから生まれたのが「ダウントン・アビー」なのだ。こちらもTVシリーズ同様、舞台は貴族の館、階上の高貴な人々にも彼らなりの苦労があり、階下の召使たちにも彼らなりの自負があり、そこで行われる儀式のような日常作法の描写は経験者が監修したリアルなもの。出演者もマギー・スミスと、TVでは彼女の執事役のジェレミー・スウィフトが共通。ただし、映像はかなり抑えた色調で空気の湿度も高い。ヘレン・ミレン、マイケル・ガンボン、デレク・ジャコビら英国のベテラン名優陣の共演も見もの。

平沢 薫

平沢 薫

略歴:映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「SCREEN ONLINE」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」「Movie Walker」等で執筆。他に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況:「ザ・ループ TALES FROM THE LOOP」@Amazon Prime の世界が静かで寒くて切ない。クリエイター・コンビの一人は、ディストピア画集「エレクトリック・ステイト」のシモン・ストーレンハーグ。もう一人は「レギオン」「アウトキャスト」の脚本家ナサニエル・ハルパーン。この2人にピンとくるなら必見。

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