シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

観ていて、本当に胸が痛くなるシーンがある

  • スキャンダル
    ★★★★

    暗黙了解セクハラを描く意味で、じつにわかりやすい構図の今作。業界の根深い問題に対し、メインキャラクター3人の行動や態度の違いが、ドラマの訴求力にうまく機能した。マーゴット・ロビーの見せ場となるシーンは、その表情から自分の立場との葛藤が痛いほど伝わってきて、この問題を生々しく突きつける。

    日本公開タイトルどおり、スキャンダル的アピールもしつつ、保守系メディアにおけるLGBT差別など細部のエピソードにも、作り手側の強い意志がみなぎっているし、何より、2016~17年の事件を速攻で見応えある一品に仕上げた、ハリウッドの瞬発力は素直にリスペクト! 現在進行形の社会を知るうえで、間違いなく必見作。

⇒映画短評の見方

斉藤 博昭

斉藤 博昭

略歴: 1963年神奈川県藤沢市生まれ。高校時代は映画研究部に所属。1997年よりフリーランスのライターとして映画誌、女性誌、情報誌、劇場パンフレット、映画サイトなどさまざまな媒体に映画レビュー、インタビュー記事を寄稿。得意ジャンルはアクション、ミュージカル。最も影響を受けているのはイギリス作品です。Yahoo!ニュースでコラムを随時更新中。

近況: 12月はマカオ国際映画祭へ。窪田正孝のコアなファンが意外に多く、中国の内地から来た人も。日本ではまだ観られそうにないウィレム・デフォーの「ライトハウス」が強烈なインパクトでした。

サイト: https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/

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