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プライベート・ウォー (2018):映画短評

プライベート・ウォー (2018)

2019年9月13日公開 110分

プライベート・ウォー
(C) 2018 APW Film, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 3.5

くれい響

シャーリーズ・セロンがプロデュースする理由。

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

『ババールの涙』に登場する片眼の戦場記者のモデルでもあるメリー・コルヴィン。重度のPTSDにして、男勝りの戦場ジャンキーとしての顔だけでなく、ファッションのこだわりや性生活など、女性の部分もしっかり描くことに、作り手の誠意を感じる。ある意味、『ハート・ロッカー』の登場人物にも重なるが、プロデューサーにキャサリン・ビグローでなく、シャーリーズ・セロンがクレジットされているのが興味深く、そこに応えたロザムンド・パイクの『ゴーン・ガール』超えの芝居に圧倒される。また、スタンリー・トゥッチなどの名バイプレイヤーがいいスパイスになっており、より見応えのある人間ドラマに仕上がった。

この短評にはネタバレを含んでいます
山縣みどり

戦争の恐怖を伝えるジャーナリストの覚悟にひれ伏すのみ

山縣みどり 評価: ★★★★★ ★★★★★

『バハールの涙』に登場する女性ジャーナリストを見て、メリー・コルヴィンのことを思い浮かべた人は多いだろう。戦場ジャーナリストとして、戦争に巻き込まれた一般人の状況を伝えようと戦場に足を踏み入れ続けた彼女の強さはどのように培われたのか? メリーを支えた人々の思いは? 新聞記事やTV映像でしか知られていなかったジャーナリストの素顔や人となりを真摯に伝えようとした製作陣と主演のR・パイクの熱演に引き込まれる。声のトーンを落とし、30代から50代までを自然体で演じたパイクのなりきりぶりは一見の価値あり。戦争の恐怖を伝えるという使命に殉じたコルヴィンの払った犠牲の大きさを痛感する物語だ。

この短評にはネタバレを含んでいます
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