シネマトゥデイ

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残虐性よりも構図で勝負する異才の円熟

  • ゴーストランドの惨劇
    ★★★★★

     『マーターズ』『トールマン』とロジェ監督の作品を追いかけているファンは、ドラマが劇的に転調することは想像がつくだろう。今回の“それ”も絶妙という他にない。

     絵として見せるべきものをしっかりと描写。『激突!』のように現われるキャンディ屋のトラック、突き立てられた中指、異様なおしゃべり人形、鏡に書かれた“HELP ME”のメッセージ……いずれも恐怖を喚起する絵だが、伏線としてもきっちり活かされた。

     『マーターズ』に比べると残虐描写が控えめであるのは当たり前だが、裏を返せば、それに頼らずとも十分に怖いと思わせることができる。いたぶられる女優陣の熱演をも計算に入れた、ロジェ監督の円熟!

⇒映画短評の見方

相馬 学

相馬 学

略歴: アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況: 『ワイルド・スピード スーパーコンボ』他の劇場パンフレットに寄稿。趣味でやっているクラブイベントDJの方も忙しくなってきました。

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