シネマトゥデイ

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ロジェ監督のホラー愛が凝縮

  • ゴーストランドの惨劇
    ★★★★★

    ネタバレ厳禁のトリックがあるものの、決してそれだけではなく、パスカル・ロジェ監督のホラー愛が凝縮された一本といえるだろう。ラヴクラフト崇拝で始まるだけに、「閉ざされた部屋」かと思いきや、「ロブ・ゾンビの映画みたい」というセリフが飛び出し、『悪魔のいけにえ』オマージュへ。その後も、ロジェお得意の容赦ない暴力描写の一方で、ベタさ全開の音響効果や、人形部屋や地下室などを縦横無尽に動くカメラワーク、91分という上映時間に至るまで、まるで“ホラー映画の見本市”のよう。そんな既視感からモノ足りなさもあるもしれないが、リピートすることで、かなり緻密に作られているのが分かる。

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くれい響

くれい響

略歴: 1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では10年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況: 『サマー・オブ・84』 『映画 賭ケグルイ』『オーヴァーロード』『BACK STREET GIRLS-ゴクドルズ- 』『サイバー・ミッション』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。「究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10」のほか、「1980年代の映画には僕たちの青春がある(キネ旬ムック) 」「悲運の映画人列伝(映画秘宝COLLECTION)」「俺たちのジャッキー・チェン (HINODE MOOK)」に作品・解説などを寄稿。そのほか、「CREA WEB」にて奥野壮、「TV LIFE」にて高良健吾、上田慎一郎監督&石川瑠華など、インタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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